クラリセージ精油に期待される効果とスピリチュアルとは!?

こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。

 

当ブログは、アロマセラピーの化学とスピリチュアルの両観点での記事を執筆しています。

今回は、「クラリセージ」の精油(香り)についてお話していきます。

クラリセージ精油のお話

クラリセージの香りは、「ハーブ調でややスパイシーで温かみのある香り」。

個人的に、そんな印象を持っています。

クラリセージ精油の香りは、少し独特な香りですので、慣れるのに時間がかかる方もいるかもしれません。

 

また、マスカットワインの香り付けとして使用されていたことから「マスカットセージ」とも呼ばれています。

 

クラリセージの花言葉は、「明るい」、「澄んだ」、「透明な」といった意味を持ちます。

これは、ラテン語の「clarus(クラルス・明るい)」に由来しているという説もあります。

中世ヨーロッパ時代に、目の洗浄にクラリセージの種を煎じた液が使われていたとか。

そのことから、色々考えすぎていたり頭がすっきりしないようなときに、視界をはっきりさせ、頭をスッキリクリアにしてくれます。

頭の中をクリアにしてくれるんだ♪

 

では実際に、クラリセージにはどのようなスピリチュアル的な意味があるのか?見ていきます。

クラリセージのスピリチュアルな意味とは?

クラリセージの香りのスピリチュアル的な意味は、以下の通りです。

  • 緊張をほどいて心を癒してくれる
  • 重たい頭をスッキリさせてくれる
  • 自分自身と向き合うことを後押しする
  • 浄化し、悪いものを洗い流してくれる
  • 暗い気持ちや思考を、明るい気持ちに変えてくれる

順に解説していきます。

緊張をほどいて心を癒してくれる

自分に対して厳しくなりがちな時や、頑張りすぎている時などに、クラリセージの香りが大きな助けになるでしょう。

もっと、肩の力を抜いていいんだよ」というメッセージが込められています。

 

なので、無理をしがちな方は、クラリセージの香りを嗅いでゆっくり休息をとりましょう

心が癒されてリラックスできるでしょう♪

重たい頭をスッキリさせてくれる

花言葉に「澄んだ」や「透明な」とあるように、頭をクリアな状態にしてくれます。

複雑に考えすぎたり思い悩んだりしたときに、頭をすっきりリフレッシュさせてくれるでしょう。

 

さらに、頭ではなく直観で行動する大切さを思い出させてくれる香りです。

なので、大事な決断が必要な時に、一度クラリセージの香りを嗅いでみると、「本当に自分がしたいことは何なのか?」がはっきりと見えてくれるかもしれません。

自分自身と向き合うことを後押し

クラリセージの香りは、自分自身と向き合うことを後押ししてくれます。

 

特に、忙しい時は自分のことを後回しにしがちです。

そんな時こそ、ゆっくりできる時間を作りましょう。

 

今一度、自分自身と向き合い、内なる声に耳を傾けてください。

気づかなかったことに気づけるようになるきっかけを与えてくれるでしょう。

浄化し、悪いものを洗い流してくれる

クラリセージの香りは、浄化作用が強いと言われています。

嫌なことがあって感情的になりやすかったりモヤモヤすることが多い時に、クラリセージの香りの嗅ぐと気分が落ち着くでしょう。

 

同じ浄化作用を持つ「ジュニパーベリー」や「サイプレス」と一緒に使用すると良いです。

クラリセージ精油と一緒にアロマディフューザーなどに精油を垂らし、お部屋に拡散させてあげるといいでしょう。

暗い気持ちや思考を、明るい気持ちに変えてくれる

クラリセージの香りは、ストレスを取り除き暗い気持ちから明るい気持ちへと導いてくれます

色々考えすぎた時や、行き詰った時は、頭がすっきりしないどころかネガティブな気持ちになりやすいので、そんな時にクラリセージの香りを頼るといいでしょう

 

ちなみに、スピリチュアルの化学的根拠に関してのブログも執筆していますので、合わせて読んでみてください↓

スピリチュアルは本当に信頼できる?

クラリセージとチャクラのお話

ちなみに、クラリセージの香りは「眉間」や「松果体」あたりに存在する「第6チャクラを開く香り」だと言われています。

第6チャクラが存在する場所は、「第3の目」とも呼ばれている場所なので、直観力が活発に働くようになります。(瞑想やマインドフルネスで鍛えられます

この、第6チャクラがうまく機能することで、物事を冷静に判断できるだけでなく、直観に従って行動ができるようになるので、大事なことを決めるときに役立ちます

 

しかし、第6チャクラが不足している場合、頭の中でいろいろ考えすぎたり、考えが偏りやすくなったりしてしまいます。

そんな時に、クラリセージの香りを嗅ぐことによって頭がクリアになるので、頭が凝り固まってスッキリしないような時に使用するといいでしょう。

 

また、丹田あたりに存在する「第2チャクラ」も開放しますので、より直観力が冴えるようになるでしょう。

また、筋肉の緊張も和らげてくれるので、リラックスすることができます。

クラリセージの成分と期待される効果とは?

クラリセージに期待される主な効果は、以下の通りです。

  • リラックス作用
  • 抗不安・抗うつ作用
  • 女性ホルモン様作用
  • ニキビや肌荒れの予防に
  • 皮脂のバランスを整える

順に解説していきます。

リラックス作用

クラリセージの主な成分は、「酢酸リナリル」と「リナロール」で、ラベンダーと類似しています。

これらの成分は、交感神経(車でいうアクセル)の働きを静め、副交感神経(車でいうブレーキ)の働きを高めます。

そのため、リラックス作用自律神経を整える働が期待できます。

ストレスや不安感でなかなか寝付けないときや、気が張って眠れないときなどに使用すると良いでしょう。

  

また、ラベンダーよりも「酢酸リナリル」の含有量が多いため、さらに鎮静作用が強く、睡眠を促す香りです。

なので、少量での使用にとどめましょう。(香りも強いため)

抗不安・抗うつ作用

クラリセージの香りは、ストレスや不安を和らげる働きがあります。

 

また、幸せホルモンとも呼ばれているオキシトシンの分泌を促してくれるため、暗い気持ちから明るいポジティブな気持ちへと変えてくれるでしょう。

気分を高揚させてくれる香りである「イランイラン」と組み合わせて使用するといいでしょう♪

女性ホルモン様作用

クラリセージには、ごく微量ながら「スクラレオール」という成分を含んでいます。

このスクラレオールは、女性ホルモンであるエストロゲンと化学構造が似ていることから、女性ホルモン様作用を持ちます。

女性ホルモン様作用更年期による不調月経痛冷えむくみなど)。

 

イランイラン精油やラベンダー精油などと一緒にブレンドし、月経痛で悩んでいる人に精油を希釈したオイルを下腹部に塗布すると良いと言われています。

ぜひ、試してみてください。

ニキビや肌荒れの予防に

クラリセージ精油には約10%ほどの「リナロール」を含んでいるため、抗菌作用(グラム陰性菌と陽性菌に対する抗菌作用)が期待できます。

そのため、ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖を抑制します。

 

とはいえ、原則「精油は肌に直接塗れない」ので、必ずキャリアオイル(植物油:オリーブオイルなど)に希釈してから塗ってください。

皮脂のバランスを整える

クラリセージ精油は、皮脂のバランスを整える作用があると言われています。

そのため、脂性肌(油の量が多い肌質)の方にオススメの精油です。

 

また、毛穴を引き締めてくれるので、クレイパックの香りとして使用するのもいいでしょう。

クラリセージ精油を使ったオススメアロマレシピ

クラリセージの香りは、フローラル系ハーブ系スパイス系の香りとの相性が良いと言われています。

 

オススメブレンドは、以下の通りです。

情緒を安定させたい

 クラリセージ+ゼラニウム+イランイラン

クラリセージ精油ゼラニウム精油は、女性ホルモン様作用を持つことから、ホルモンバランスを調整してくれます。

そのため、月経前症候群と言われているPMS更年期による不調冷え月経痛がある時などにオススメです。

 

そこに、心を開放的にしてくれるイランイランの香りを追加することで、より華やかな印象となり多幸感を得られることでしょう。

なので、女性特有な症状で情緒が安定しない時などにこれらの香りを嗅ぐと、気持ちが安定して明るい気分になるかもしれません。

不眠解消ブレンド

 クラリセージ+オレンジスイート+ラベンダー

ラベンダー精油クラリセージ精油の香りを嗅ぐことで、心身ともにリラックスさせ、安眠を促してくれます

そこに、オレンジスイートのフレッシュな香りが合わさることで、前向きな気持ちで寝ることができるでしょう

クラリセージ精油を使う上での注意点

クラリセージの香りの注意点は、以下の通りです。

  • 車の運転などは避けること
  • 妊娠中は使用を避けること
  • ホルモン療法を受けている人は避ける

順に解説していきます。

車の運転などは避けること

クラリセージ精油は、ラベンダー精油よりも鎮静作用が強いと言われています。

そのため、必ず夜に使用することをオススメします。

 

また、睡眠導入剤や安定剤を使用している方は、眠気が強く出ることがあるため、主治医やかかりつけ医に相談してから使用するようにしましょう。

妊娠中は使用を避けること

クラリセージ精油に含まれる「スクラレオール」は女性ホルモンと似た働きをするため、妊娠中の使用を避けましょう

※ただし、子宮強壮作用を持つため、陣痛を和らげ出産時に使用するケースもあります。

ホルモン療法を受けている人などは避けること

上記と同じ理由で、ホルモン治療している方も、使用を避けたほうがいいでしょう。

もし、安眠作用などを期待して精油を使用したい場合は、ラベンダー精油であれば問題ないです。

最後に

最後に、クラリセージ精油の詳細についてはInstagramで詳しくまとめていますので、参考までに見てください。

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これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。

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