サンダルウッド(白檀)精油に期待される効果とスピリチュアルとは!?
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。
当ブログは、アロマセラピーの化学とスピリチュアルの両観点での記事を執筆しています。
今回は、「サンダルウッド」の精油(香り)についてお話していきます。
目次
サンダルウッド精油の話
サンダルウッドは、別名「白檀(ビャクダン)」とも呼ばれていて、香料や仏像、仏具(数珠など)、建築木材としても利用されています。
※日本では、「白檀」という名称の方が一般的かもしれません。
サンダルウッド(白檀)は、インドやインドネシア、オーストラリアなどの、様々な地域で産生されます。
ちなみに、アロマセラピーで使うサンダルウッド精油は「インド産」と「オーストラリア産」がメインです。
サンダルウッド精油の香りは、ウッディでとても温かみがあり、まるで、お寺の中にいるような気分になる香りです。
※インド産のサンダルウッドの香りは濃く、オーストラリア産のサンダルウッドは軽い印象です(2021.生活の木に出向いた時の記録を参照)
そんなサンダルウッドですが、心を鎮めてリラックスさせることから、瞑想時の薫香としても使用されています。
では実際に、サンダルウッド精油にはどのようなスピリチュアル的な意味があるのか?見ていきます。
サンダルウッドのスピリチュアルな意味とは?
サンダルウッドの香りのスピリチュアル的な意味は、以下の通りです。
- 直観力を与えてくれる
- 肩の力を抜くよう教えてくれる
- 深呼吸の大切さを教えてくれる
- 自分や周囲の空気を浄化してくれる
- 自分の中を見つめ直すきっかけを与える
順に解説していきます。
直観力を与えてくれる
あとで説明しますが、サンダルウッドの香りは第6チャクラを解放し、直観力を与えてくれます。
直観力が良くなることで勘(カン)が冴え、物事を客観的かつ冷静に見れるようになります。
肩の力を抜くよう教えてくれる
緊張感やストレスにさらされると、どうしても肩に力が入ります。
肩に力が入ると呼吸は浅くなり、血行も悪くなってしまい、肩こりの原因になります。
そんな時に、サンダルウッドのウッディーで温かい香りを嗅ぐと、肩が楽になるかもしれません。
サンダルウッドの香りは、肩の力をリラックスさせてくれるでしょう。
深呼吸の大切さを教えてくれる
上記と同じく、緊張やストレスにさらされることによって、呼吸が浅くなりがち。
サンダルウッドの香りは「呼吸が乱れているよ!」と教えてくれるので、ストレスにさらされた状態のときに、頼ってみると良いでしょう。
深呼吸をすることによって、いったん気持ちがリセットされます。
※深呼吸に原理:新しい酸素が体の中に入るので、神経細胞が回復し、自律神経が整います。
自分や周囲の空気を浄化してくれる
白檀の香りは、エキゾチックで独特かつ神秘的な香りを放つことから、自身のネガティブな感情や良くない空気(空間)を浄化してくれます。
心身や空間が浄化されることによって、気分もスッキリするでしょう。
自分の中を見つめ直すきっかけを与える
自分自身のことを見つめ直したい時にも、サンダルウッドの香りは良いと言われています。
日常の混沌とした状況に追われて、自分の事をおざなりにしがちな時に、サンダルウッドの香りに頼ってみましょう。
10分だけでもいいので、自分の内面を見つめ直す時間を作ってあげると良いです。
そうすることによって、自分が疲れていたことに気づくかもしれません。
また、そんな時は自分の呼吸に集中してみるのもいいでしょう。
スピリチュアルの化学的根拠に関してのブログも執筆していますので、合わせて読んでみてください↓
サンダルウッドとチャクラのお話
ちなみに、サンダルウッドの香りは「眉間(第3の目)」あたりに存在する「第6チャクラを開く香り」だと言われています。
そのため、直観力が冴えないときや、冷静的になれないようなときに良いとされます。
第6チャクラが開くことで、冷静さを取り戻し、勘が鋭くなって適切な判断ができるようになります。
また、大脳(右脳と左脳)のバランスが取れている状態だとも言われています。
逆に、直観ではなく頭で考えすぎたりすると、第6チャクラのバランスが崩れてしまいますので、気をつけましょう。
他にも、肺に存在する第4チャクラや、頭の頭頂部に存在する第7チャクラも活性化します。
サンダルウッドの成分と期待される効果とは?
サンダルウッド精油に期待される主な効果は、以下の通りです。
- 抗菌作用
- リラックス作用
- 炎症を抑える働き
- 呼吸器の不調を改善
- 血液、リンパ液の流れを良くする
順に解説していきます。
抗菌作用
サンダルウッドの主成分である「サンタロール」は、抗菌作用が期待できます。
そのため、アクネ菌が原因で起こるニキビや、オイリー肌などの皮膚症状にも使えるアロマです。
また、サンダルウッドの静菌作用(菌が増殖しないようにすること)は、ティートリ―精油の約25倍もあると言われています。
リラックス作用
サンダルウッド精油に含まれる「サンタロール」という成分は、神経の興奮を冷まし、リラックス効果が期待できます。
そのため、心が安定しないときや、モヤモヤしているようなときに使うと、気持ちを鎮(しず)めてくれるでしょう。
炎症を抑える
サンダルウッドは、炎症による熱感を冷ましてくれる香りです。
そのため、関節痛や腰痛、筋肉痛などにも良いとされます。
呼吸器の不調を改善
サンダルウッドの香りは、風邪を引いた時にも活躍してくれます。
痰を出しやすくする去痰作用や、気管支の炎症を和らげるので、咳やのどの痛みに良いとされます。
血液やリンパの流れを良くする
サンダルウッドの主成分である「サンタロール」は、血行促進作用が期待できます。
血液やリンパの流れが良くなることで、体の中の不要なもの(老廃物)が、尿として外に出ていきます。
また、サンタロールには、心臓機能を回復させる働きがあるため、血液を押し出す力もアップします。(心臓は、血液を押し出すポンプの役割を果たします。)
サンダルウッド精油を使ったオススメアロマレシピ
サンダルウッドの香りは、フローラル系や樹脂系の香りとの相性が良いと言われています。
オススメブレンドは、以下の通りです。
リラックスしたい時に
サンダルウッド+ラベンダー+オレンジスイート
サンダルウッドにはリラックス効果が期待できます。
そこに、同じくリラックス効果が期待できるラベンダー精油や、爽やかなでフレッシュなオレンジの香りがプラスされることによって、心地よい気分になれます。
アロマディフューザーなどで、お部屋に焚くと良いでしょう。
肌の再生を期待
サンダルウッド精油+ローズ系の精油
サンダルウッドの香りには、肌の再生作用が期待できます。
お肌の細胞にある受容体に働きかけ、細胞が増えるのを促します。
よって、傷や肌の荒れなどの回復を早めてくれます。
そこに、お肌の弾力をアップさせてくれるローズ系の精油(香り)を増やすことにより、肌の再生を助けます。
手作り化粧水やクリームなどの香りとして使うのが良いでしょう。
サンダルウッド精油を使う上での注意点
サンダルウッド精油の注意点は、以下の通りです。
- うつ気味の人は避ける
- 妊娠中は避ける
- 香りが衣服につく
順に解説していきます。
うつ状態の人は避ける
うつ状態やうつ気味になっている人にサンダルウッドの香りを使うと、かえって気持ちが落ち込む人もいるようなので、なるべく使用を避けましょう。
特に、単独使用はしないようにしましょう。
妊娠中は避ける
サンダルウッド精油は、「妊娠初期は避けること」となっています。
また、独特な香りがすることから、妊娠したあとに使用する方が無難です。
香りが衣服につく
香りが衣服について、数日取れないことがあります。(約3日くらい)
なるべく、衣服につけないように気をつけましょう。
最後に
最後に、サンダルウッド精油について、YouTubeやInstagramにて詳細をまとめていますので、参考までに見てください。
これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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