シダーウッド精油に期待される効果とスピリチュアルとは!?
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。
当ブログは、アロマセラピーの化学とスピリチュアルの両観点での記事を執筆しています。
今回は、「シダーウッド」の精油(香り)についてお話していきます。
目次
シダーウッド精油の話
シダーウッドは、古代から宗教的な儀式に用いられた歴史があります。
また、ミイラを覆う布などに、防腐効果のあるシダーウッドが使用されていたようです。
アロマセラピー業界で使用されるシダーウッドは2種類。
1つ目は「シダーウッドバージニア」。
2つ目は「シダーウッドアトラス」です。
どちらとも香りや成分が異なるのが特徴です。
シダーウッドバージニアは、まるで新築の家の中に入ったような、軽くてウッディーな香りがします。
対するシダーウッドアトラスは、樹木が雨で湿ったあとのような、重厚感のある香りがします。
では実際に、シダーウッドにはどのようなスピリチュアル的な意味があるのか?見ていきます。
シダーウッドのスピリチュアルな意味とは?
シダーウッドの香りのスピリチュアル的な意味は、以下の通りです。
- 地に足をつける
- 夢を現実に近づける
- 心身の疲れをとってくれる
- ネガティブなエネルギーの浄化
順に解説していきます。
地に足をつける
周りの影響を受けやすい状態の時や、地に足がついてないような感じがした時に、シダーウッドの香りを嗅ぐと良いでしょう。
地に足をつけることで、自分軸がしっかりし、自分の考えをしっかりと持つことができます。
夢を現実に近づける
夢や望みを現実へと近づけるように働きます。
シダーウッドの香りは、第一チャクラを活性化することで、心身ともに安定し、地に足をつけて現実を見据えた行動を促します。
夢を叶えたい時や、想いを現実にしたい時に、力を貸してくれるでしょう。
心身の疲れをとってくれる
シダーウッドの香りは、心を浄化してくれます。
心に癒しを与え、心身の緊張を解きほぐします。
仕事などで心身が疲れた時は、シダーウッドの香りに頼ってみましょう。
ネガティブなエネルギーの浄化
シダーウッドは、ネガティブなエネルギーを浄化します。
また、低い波動のエネルギーを寄せ付けないようにし、ポジティブなエネルギーを引き寄せます。
悪い気を浄化したい時に、シダーウッドの香りを使うと良いでしょう。
スピリチュアルの化学的根拠に関してのブログも執筆していますので、合わせて読んでみてください↓
シダーウッドとチャクラのお話
ちなみに、シダーウッドの香りは「生殖器」や「肛門」あたりに存在する「第1チャクラを開く香り」だと言われています。
そのため、心身の不調がある時や、地に足がついていない状態の時に良いとされます。
地に足をつけることによって、漠然とした夢や目標が現実に近づいていきます。
シダーウッドは、目標や望み、夢に向かって前向きな気持ちになる香りです。
他にも、第2チャクラや第7チャクラが活性化されるので、想像力を刺激し、直観的に行動できるようにサポートします。
シダーウッドの成分と期待される効果とは?
シダーウッドに期待される主な効果は、以下の通りです。
- リラックス作用
- 収れん作用(肌の引き締め)
- 去痰作用(咳や痰の予防に)
- 脂肪を溶解する作用(ダイエットに)
- 血液やリンパの流れを良くする作用
順に解説していきます。
リラックス作用
特に、シダーウッドバージニア精油に期待できる効果です。
シダーウッドバージニアに含まれる成分である「セドレン」や「セドロール」は、神経強壮作用を持ち、神経のバランスを整えてくれます。
主に、副交感神経に働きかけて機能を高めてくれることから、リラックス効果が期待できます。
収れん作用(肌の引き締め)
収れん作用によって毛穴なども引き締めるので、肌トラブルがある時にシダーウッドの香りが役立ちます。
また、シダーウッド精油の香りには抗菌作用も期待できるため、アクネ菌が原因となるニキビにも使用できます。
もし、香りを使用する際は、必ずキャリアオイル(植物オイル)に薄めてから使用しましょう。
去痰作用(咳や痰の予防に)
シダーウッドアトラスに含まれる「アトラントン」という成分には、去痰作用が期待できます。
なので、フランキンセンス精油やユーカリ精油などとブレンドし、
と良いでしょう。
脂肪を溶解する作用(ダイエットに)
シダーウッドアトラスは、脂肪溶解作用も期待できます。
老廃物と一緒に脂肪も分解し、除去してくれることから、セルライト予防などに役立ちます。
血液やリンパの流れを良くする作用
シダーウッドバージニア精油に含まれる「セドレン」や「セドロール」は、血液やリンパ液の流れを良くします。
そのため、むくみの予防などが期待できます。
シダーウッドオイル(植物オイルで薄めたもの)で、むくみが気になる箇所をオイルマッサージしてあげると良いでしょう。
ただし、肌に合わない場合は使用を避けましょう。
シダーウッド精油を使ったオススメアロマレシピ
シダーウッドの香りは、オリエンタル系やかんきつ系、フローラル系の香りとの相性が良いと言われています。
オススメブレンドは、以下の通りです。
心身の安定に
シダーウッドバージニア+ベルガモット+イランイラン
第1チャクラが安定していない場合、心身の不調をきたしたり、地に足がつかず夢見がちな状態になってしまいます。
そこで、イランイランやシダーウッドバージニアによって、第1チャクラや第2チャクラなどを安定させることで、不安感や緊張感から解放されます。
地に足をつけ、気持ちを前向きに変えてくれるので、前へ進めるようになります。
老廃物の除去に
シダーウッドアトラス+ジュニパーベリー+グレープフルーツ
グレープフルーツ精油やシダーウッドアトラスは脂肪溶解作用が期待できるので、アロマオイルとして気になる箇所に塗ってあげると良いでしょう。
ジュニパーベリー精油は、血液やリンパ液の流れを良くすることから、老廃物の排出に役立ちます。
ただし、グレープフルーツ精油を塗ったところに、直接、日が当たることによって、炎症を起こすといった「光毒性」を起こすことがあります。
なので、グレープフルーツ精油(フロクマリンフリー)のものや、日に当たらない場所に塗ることをオススメします。
シダーウッド精油を使う上での注意点
シダーウッド精油(香り)の注意点は、以下の通りです。
- 授乳中、妊娠中、てんかんの人は避ける
- てんかんの人は避ける
順に解説していきます。
授乳中、妊娠中は使用を避ける
シダーウッドバージニアは、子宮弛緩作用が認められているため、なるべく妊娠中の使用を避けましょう。
てんかんの人は避ける
シダーウッドアトラスは「アトラントン」というケトン類の成分を含むため、てんかんの人への使用は避けましょう。
最後に「シダーウッドの小ネタ」
シダーウッドに共通しているところは、「水分のうっ滞を除去するところ」です。
痰を排出しやすくしたり、血液やリンパ液の流れを良くすることで、全身の水分の流れが改善します。
最後に、シダーウッドバージニア精油とアトラス精油の違いを、表にまとめましたので参考までに↓
シダーウッド | 成分 | 効果 | 香り | NGな人 |
バージニア精油 | セドレン・セドロール | リラックス作用 | 薄い樹木の香り | 妊娠中・授乳中 |
アトラス精油 | アトラントン | 脂肪溶解作用、 去痰作用。 | 濃い樹木の香り | 妊娠中・授乳中 てんかんの人 |
これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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