ジュニパーベリー精油に期待される効果とスピリチュアルとは!?
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。
当ブログは、アロマセラピーの化学とスピリチュアルの両観点での記事を執筆しています。
今回は、「ジュニパーベリー」の精油(香り)についてお話していきます。
目次
ジュニパーベリーのお話
ジュニパーベリーと言えば、お酒のジンやリキュールの香りとして有名ですね。
そして、ジュニパーベリーのハーブは、ヨーロッパの間で「魔除けのハーブ」として親しまれていました。
フランスでは、病気を追い払う力があると言われていたため、病院内で空気の浄化のために焚いていただとか。
そんな、ジュニパーベリーの香りですが、ウッディーかつ爽やかなミント調の香りがするのが特徴です。
では実際に、ジュニパーベリーにはどのようなスピリチュアル的な意味があるのか?見ていきます。
ジュニパーベリーのスピリチュアルな意味とは?
ジュニパーベリーの香りのスピリチュアル的な意味は、以下の通りです。
- 心にたまった邪気を落とす
- 直観力を与えてくれる
- 無気力な状態から元気な状態に
- 自分に不要な物を捨てる後押しに
順に解説していきます。
心にたまった邪気を落とす
ジュニパーベリーの香りは、魔除け(病気予防)のために使用されていたことが、ヨーロッパの歴史に刻まれています。(浄化作用)
そのことから、ネガティブな感情が渦巻いているような時や、悪い空気が漂っているようなところに、焚くと良いでしょう。
心身にたまった毒を、外に出してくれます。
直観力を与えてくれる
ジュニパーベリーの香りは、第6チャクラを活性化し、直観力を与えてくれます。
なので、冷静な決断が必要な時などに、ジュニパーベリーの香りを使用すると良いでしょう。
無気力な状態から元気な状態に
ジュニパーベリーの香りは意欲を与え、集中力を研ぎ冷ましてくれるような香りです。
無気力な状態から、自分らしさを取り戻し、エネルギーがみなぎってくるでしょう。
自分に不要な物を捨てる後押しに
自分の中にある不要なものを捨てることから、心身に溜まった汚れを落としてくれます。
例えば、筋肉痛や関節痛による炎症物質や、尿や便など。
ジュニパーベリーは、体の中にある不要なものを排泄するのを促します。
スピリチュアルの化学的根拠に関してのブログも執筆していますので、合わせて読んでみてください↓
ジュニパーベリーとチャクラのお話
ちなみに、ジュニパーベリーの香りは「眉間」付近に存在する「第6チャクラを開く香り」だと言われています。
そのため、集中力や判断力を高め、冷静な決断が必要な場面などに良いとされます。
他にも、物事の本質を見抜きたいときや、見抜く能力を養いたいときなどに使用すると良いでしょう。
あとは、みぞおちあたりに存在する「第3チャクラ」を活性化させます。
第3チャクラを活性化することによって、無気力な状態から自分らしさを取り戻し、自分軸を確立させる後押しになるかもしれません。
ただし、第3チャクラの働きが過剰になりすぎると、自我が強くなり、自己主張が強くなってしまうため注意しましょう。
ジュニパーベリー精油の成分と期待される効果とは?
ジュニパーベリーに期待される主な効果は、以下の通りです。
- 抗菌作用
- デオドラント作用
- 腎臓の働きを高める
- 集中力を高める作用
- 血液やリンパ液の流れを良くする
順に解説していきます。
抗菌作用
ジュニパーベリー精油には、抗菌作用があるので、汗の原因菌を除去し体臭を抑えます。
また、アクネ菌が原因のニキビや吹き出物にも良いため、ニキビ肌にも使用できます。
他にも、ジュニパーベリー精油は炎症を抑える働きがあることから、植物オイルで希釈したアロマオイルとして患部(ニキビがあるところなど)に塗ってあげると良いでしょう。
その時は、抗菌作用が強い「ティートリー精油」や「ラベンダー精油」などとブレンドするのが良いでしょう。
デオドラント作用
ジュニパーベリー精油の香りは、菌の繁殖によるニオイだけでなく、デオドラント作用(消臭作用)も期待できます。
さらに、汗を抑える制汗作用も期待できるため、夏場の熱い時期や、スポーツ後のニオイ消しとして使用するといいでしょう。
個人的に、ジュニパーベリーやグレープフルーツ精油が入ったアロマスプレーを、汗が気になる脇周りなどにシュッシュとかけると異臭がしなくなりました。
腎臓の働きを促す
ジュニパーベリーの中に入っている「モノテルペン類」の成分が、排尿を促します。
したがって、体のむくみや水分の滞留を除去して、体の水分量を減らしてくれます。
アロマオイルとして、ふくらはぎなどに塗ってあげると良いでしょう。
集中力を高める
個人的な経験にはなりますが、「レモン精油」と「ジュニパーベリー精油」をブレンドしたアロマスプレーを、マスクの表にかけてジョギングすると、ジョギングに集中できたので、ぜひ、試してみて下さい。
ジュニパーベリー精油の主な成分が「αピネン(約30%)」ですので、気持ちを落ち着かせリラックスさせてくれます。
なので、試験や試合など、大事なことを控えているときに香りを嗅ぐといいでしょう。
血液やリンパの流れを良くする
ジュニパーベリー精油は、体の中の水分のうっ滞を除去し、血液の流れやリンパ液の流れを良くします。
そうすることで、老廃物を外に排出してくれます。
ジュニパーベリー精油を使ったオススメアロマレシピ
ジュニパーベリーの香りは、かんきつ系や樹木系の香りと相性が良いと言われています。
オススメブレンドは、以下の通りです。
体臭予防
ジュニパーベリー+サイプレス+グレープフルーツ
サイプレスの香りやグレープフルーツの香りは、デオドラント作用(消臭作用)を持つので、ニオイが気になるところに使用すると良いでしょう。
部屋中にニオイが染みついている場合は、リードディフューザーを置いたり、アロマディフューザーを焚いたりするのがオススメです!
汗臭などが気になる場合は、衣服にアロマスプレーをシュッシュとかけると良いでしょう。
特に、夏場は脇のニオイが気になるので、脇下にスプレーをふるといいでしょう。
お部屋の浄化
ジュニパーベリー+フランキンセンス+レモン
ジュニパーベリーの香りやフランキンセンスの香りは、浄化作用を持ちます。
それにレモンの香りを加えると、スッキリ爽やかな香りが部屋中をクリアにしてくれるので、これらの精油をアロマディフューザーで焚くと良いでしょう。
「レモン精油3滴+フランキンセンス1滴+ジュニパーベリー1滴」が、ちょうどいいかもしれません。
ジュニパーベリー精油を使う上での注意点
ジュニパーベリーの香りの注意点は、以下の通りです。
- 腎機能が悪い人は注意
- 妊娠中は使用を控える
- 高濃度で皮膚への刺激
順に解説していきます。
腎臓の機能が悪い人は注意
ジュニパーベリー精油に含まれる「モノテルペン類」の成分の中に、利尿作用を持つものがあります。
腎臓に作用するため、腎機能が悪い人への使用は注意が必要です。
ジュニパーベリーの香りを使用する前は、必ず、かかりつけの主治医に相談して下さい。
妊娠中の使用を避ける
妊娠中は、ジュニパーベリー精油の使用はなるべく避ける方が良いとされます。
特に、ジュニパーベリーのハーブティーの場合、妊娠中に禁忌ですので注意すること。
高濃度での使用による皮膚刺激
高濃度での使用によって、皮膚への刺激感が出ることがあります。
なるべく、アロマオイルを直接肌に使用する場合、植物オイルで希釈してから使用するようにしましょう。
最後に「ジュニパーベリーの小ネタ」
ジュニパーベリーについて学ぶ際に、必ず、「ジンの香りづけ」という風に書籍に書かれていることが多い蚊と思います。
この「ジン」とは、大麦やジャガイモ、ライ麦から造られている「薬用酒」のことです。
もともとは、ジュニパーベリーを主成分とする薬用酒は、オランダで開発されました。
それから年月が経ち、今ではジュニパーベリー以外にも、コリアンダーやレモンピールなどの薬草成分などで香りづけされています。
このように、アロマセラピーでの視点以外で、モノを見ていくのも面白いですよね♪
最後に、ジュニパーベリー精油について、Instagramにて詳細をまとめていますので、参考までに見てください。
これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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