ゼラニウム精油に期待される効果とスピリチュアルとは!?
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。
当ブログは、アロマセラピーの化学とスピリチュアルの両観点での記事を執筆しています。
今回は、「ゼラニウム」の精油(香り)についてお話していきます。
目次
ゼラニウム精油の話
ゼラニウムという植物は、全部で200種類以上あると言われています。
その中で、精油が抽出される種類のものは、バラのようなの香りがすることから「ローズゼラニウム」だと言われています。
ゼラニウムの香りは、ローズ様の香りにミント調のグリーンな香りを放つ印象です。
もしくは、ふんわりとしていてやわらかく、パウダリーでサボン(石鹸)様な香りとも表現できます。
ゼラニウムの花言葉は、「真の友情」「尊敬」「信頼」です。
ただし、ゼラニウムの花の色によって、花言葉が違うと言われています。
では実際に、ゼラニウムにはどのようなスピリチュアル的な意味があるのか?見ていきます。
ゼラニウムのスピリチュアルな意味とは?
ゼラニウムの香りのスピリチュアル的な意味は、以下の通りです。
- 孤独感からの解放
- 自分の身を守ってくれる
- 心で感じれるようになる
順に解説していきます。
孤独感からの解放
ゼラニウムの香りは、孤独を感じているときに、寂しい自分を救ってくれる香りです。
自分一人だけではないことを、ゼラニウムの優しくふんわりとした香りが教えてくれています。
多くの人に愛されていることを、忘れずにいましょう。
また、過度に内向的になっている状態のとき、閉ざされた心の扉を解き放ち、解放してくれます。
自分の身を守ってくれる
ゼラニウムの香りは、魔除けの役割をもつと言われています。
ですので、悪いものから自分の身を守ってくれます。
また、自分の身を守ってくれているご先祖様に、日々感謝の気持ちを伝えましょう。
ご先祖様は、私たちの身を守ってくれているのを忘れないようにしましょう。
心で感じれるようになる
頭ではなく、ハート(心)で感じることが大切だと言っています。
心の声に耳を傾け、何事も「心」で感じましょう。
そして、楽しいときは思いっきり笑い、嬉しいときは思いっきり喜びましょう。
スピリチュアルの化学的根拠に関してのブログも執筆していますので、合わせて読んでみてください↓
ゼラニウムとチャクラのお話
ちなみに、ゼラニウムの香りは「心臓」や「肺」に存在する「第4チャクラ」や、「丹田」あたりに存在する「第2チャクラ」を開く香りだと言われています。
そのため、外部のつながりを維持したり、他者とのつながりを大事にしたい時などに良いとされます。
第2チャクラや第4チャクラが不足すると、孤独感を感じたり、他者とうまくコミュニケーションがとれなかったりします。
なので、楽しい人間関係を気づきたい時に、ゼラニウムの香りを嗅ぐと良いでしょう。
ゼラニウム精油の成分と期待される効果とは?
ゼラニウムに期待される主な効果は、以下の通りです。
- 虫よけ作用
- 抗菌、真菌作用
- ホルモンバランスを調整
- 血液やリンパ液の流れを促進
- 肌を引き締める作用と皮脂バランス調整
順に解説していきます。
虫よけ作用
ゼラニウム精油に含まれる「シトロネロール」という成分は、大体の虫が嫌う成分であるため、ゼラニウム精油入りの虫よけスプレーを作るといいでしょう。
その際は、ペパーミント精油やレモングラス精油を、一緒にブレンドするのがオススメ。
ペパーミントやレモングラス精油も、虫を寄せ付けない作用を持っています。
抗菌、真菌作用
ゼラニウム精油には、「シトロネロール」や「ゲラニオール」などの、抗菌作用を持つ成分を含んでいます。
そのため、アクネ菌が原因であるニキビであったり、真菌が原因である水虫菌などに対して効果が期待できます。
同じ抗菌・真菌作用を持つ「ティートリー精油」などとブレンドすると良いでしょう。
ホルモンバランスを調整
女性ホルモンのバランスを整える精油ですので、更年期による不調や月経痛の緩和が期待できます。
特に、ゼラニウムの成分である「ゲラニオール」には、生理痛の緩和に良いと言われています。
他にも、自律神経のバランスも整えてくれるので、情緒不安定になりやすい時や気持ちのバランスがうまく取れない時などに良いです。
血液やリンパ液の流れを促進
ゼラニウム精油に含まれる「シトロネロール」には、血行を良くしたりリンパ液を良くする作用が期待できます。
なので、筋肉痛や腰痛などがある場合に良いとされます。
肌を引き締める作用と皮脂バランス調整
ゼラニウム精油に含まれる「ゲラニオール」は、皮膚の弾力を回復させる働きを持つため、お肌を引き締める効果が期待できます。
また、皮脂のバランスも整えてくれるため、乾燥肌やオイリー肌に良いとされます。
その時は、必ずホホバオイルなどのキャリアオイルで薄めてから、塗ってあげると良いでしょう。
※肌に合わない場合は、使用を避けて下さい。
ゼラニウム精油を使ったオススメアロマレシピ
ゼラニウムの香りは、ハーブ系やかんきつ系、フローラル系の香りと相性が良いと言われています。
オススメブレンドは、以下の通りです。
虫よけ作用
ゼラニウム+レモングラス+ペパーミント
これら3種類の香りには、虫よけ作用が期待できます。
特に、ペパーミントの香りはハチも寄せ付けないため、虫よけスプレーに必ず入れておきたい精油(香り)です。
むくみ改善に
ゼラニウム+サイプレス+グレープフルーツ
ゼラニウム精油やサイプレス精油は、女性ホルモン様作用を持つため、女性特有のPMSや足のむくみなどに良い精油です。
グレープフルーツ精油も血行を良くしてくれるので、これらの精油をブレンドし、むくみの気になるところに塗ってあげると良いでしょう。
この時は、必ずホホバオイルなどのキャリアオイルに溶かしてから、肌に塗ってください。
※グレープフルーツ精油は「光毒性」あり→夜に塗るのを推奨。
↓グレープフルーツ精油のフロクマリンフリー(FCF)の精油であれば、光毒性がないのでオススメです。
ゼラニウム精油を使う上での注意点
ゼラニウムの香りの注意点は、以下の通りです。
- 皮膚への刺激性あり
- 妊娠初期と出産前は使用を避けること
順に解説していきます。
皮膚への刺激性あり
比較的安全な精油ですが、皮膚への刺激性があるため、特に敏感肌の方は使用を控えましょう。
妊娠初期と出産前は使用を避けること
女性ホルモン様作用を持つため、妊娠初期や出産前の使用を避けることとなっています。
最後に「ゼラニウムの小ネタ」
ゼラニウム精油は「エジプト産」と「インド産」の精油があります。
エジプト産の精油は「シトロネロール」という成分が多いため、虫よけスプレーとしての精油に向いています。
一方のインド産ゼラニウムは、「ゲラニオール」というローズ様の香りを放つ成分を多く含むため、肌トラブルなど良いとされます。
ですので、用途によってゼラニウム精油を使い分けするのも面白いかなと思います。
最後に、ゼラニウム精油について、Instagramにて詳細をまとめていますので、参考までに見てください。
これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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