論文よりも◯◯が大切!?論文を鵜呑みにしてはいけない理由とは!?

こんにちは。薬剤師をしています「飛こーき」と言います。

タイトル通り、「論文よりも◯◯が大切!?論文を鵜呑みにできない理由とは!?」という内容で、話を進めていきますので、よろしくお願いします。

 

「論文」と聞くと、皆さんがイメージするであろう事柄を挙げていきます。

  • 信頼できそう!
  • きっと科学的根拠に基づいているもの。
  • 論文に書いてある結果は正しい。
  • 論文を読める人はカッコいい。
  • なんとなく信憑性がありそうだから。

などがあります。

 

確かに、論文はうまく活用すれば、武器になります。

しかし、論文はあくまで一つの参考だと、僕は考えています。

 

その理由を、僕自身の考えも交えてお話していきます。

論文は信頼できない!?

 

僕自身、論文を読んでいると、思うことがたくさんあります。

その中で疑いの目をかけるとすれば、

1.ハーバー◯大学の研究で…的な大学の研究データ

2.100人の男女を対象とした研究で…的な統計データ

3.モルモットを対象にした研究…で、的な動物を使った場合の研究結果

というか、大体このような書き方をしている論文が多いのではないでしょうか?

 

これらの内容に対し、かなり冷めた視点でとらえると、

1.「大学名」は、ほぼ権威性獲得のため

2.「研究対象になった人の数」は、論文によって、年齢や性別が詳しくわからないものもたくさんある。

また、被験者人数が少なかったり、年齢や性別の片寄りがあったりする。

3.「使った動物」は、あくまで動物を対象にした結果だということ。(人では、どうなのかがわからないケースが多い)

僕は、このように思ってしまいます。

 

要は、「論文の結果は、すべて信じられない。」ということ。

 

僕は、薬剤師をしていますし、アロマセラピーも好きなので、論文を読むこともあります。

しかし、論文を読んでいくうちに、このような冷ややかな思考が生まれ、「論文の結果がすべてではない!」と確信しました。

 

では、論文の結果を信じることができないのであれば、何を信じたらいいの?と感じるかもしれないので、次の章で説明します。

論文よりも実は◯◯が大切!

結論からいうと、

論文よりも大切なことは「体験と経験」!

僕はそう思っています。

 

ちなみに、経験には種類があります。

  • 自分自身の経験
  • 他人の経験
  • 自分自身で行った体験
  • 他人から聞いた体験談 など

実は、これらの経験や体験がホンモノだと、信じています。

中には、自分を大きく見せるために、嘘の経験や体験を話す人もいますが、それは論外です。

 

自分が実際に味わった経験や体験

人が苦労した話体験談経験談

要は「リアルの声」が、論文よりも信頼性が高いのではないかと考えます。

 

実際、論文の結果を発信したり、参考にする人も多くいらっしゃるので、角が立つ内容なのは百も承知です。

 

しかし、完全に「論文は信用できない」と、言っているわけではありません。

やっぱり、たくさんのデータ数とたくさんの被験者(研究に関わった人)がいる論文は、信頼度が高いと思っています。

 

例えば、香りでいうと、有名なラベンダー精油の論文とかですね。

参考に、Instagramのラベンダー記事を貼っておきますね。

https://www.instagram.com/p/CnE4GWVJZqM/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

ラベンダー精油の場合は、たくさんの論文のデータが存在します。

 

あとは、

経験や体験を重視し、物事を判断する方が性に合っている人もいれば。

論文などの科学的根拠を信用し判断する方が、性に合っている人もいます。

 

要は、「信じるものは、読者さん次第」だということです。

 

ただ、僕自身は、体験したことや経験したことが「ホンモノ」だと思っています

論文や研究、実験に自分自身も関わっていれば、その経験がホンモノだと思います。

それは、自分がその研究に携(たずさ)わり、関わったから。

 

しかし、だいたいの文献や論文は、偏ったデータばかり。

まだまだ、この世の中には答えがわからないことが沢山あるのが当たり前なのです。

 

ラベンダー精油のデータはたくさんあっても、ゼラニウム精油のデータは少ないですから。

 

また、僕自身がお薬屋さんで働いているので、薬で例えても「お薬は使った本人しか効き目がわかりません。」

 

なので、こんな科学的根拠があるからこのお薬は良く効きますよ!と言われても、実際に使った本人が効果を実感できないなら「このお薬は絶対に効く」とは言えません。

ましてや、このお薬飲むと、湿疹がめっちゃ出ました。なんて言われるとお薬が効いたどころか、その人には合っていないお薬なのです。

 

ただし、「このお薬は、このようなメカニズムで頭痛に作用します。」という事実は正解です。

それを、専門用語では「薬の作用機序」ともいいます。 

例えば、

「このビソプロロールというお薬は、心臓にあるノルアドレナリン神経に作用し、交感神経の働きを抑制し、早くなった脈を落ち着かせます。」という事実は、いろんな研究がなされていて解明された根拠です。

 

とはいえ、この世のモノやコトは、まだまだ未解明なものばかりなのです。

 

そのような背景があるなかで、あなたは論文の結果だけを信じますか?

 

あくまで僕の考えではありますが、患者さんやお客さんの生の声や自分の経験や体験を信じます。

最後に

今回は、論文に対する僕自身の考えを、ブログ記事にしてみました。

論文は信頼できないもの。というわけでなく、

あくまで論文は、参考程度の1つの道具として使う。

そして、一番頼りになるものは

自分自身の経験と体験

または、「他人の経験と体験

要は「他人や自分の心の内にあるもの」が正しいと考えます。

  

なので、当ブログを執筆している僕にも言えることですが、

とりあえず、論文を見る前に行動しましょう!

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