【アロマセラピー】天然の精油を使った香りの楽しみ方を紹介!
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきといいます。
アロマセラピーを楽しむために大切なことを中心にブログを書いていますので、お付き合いいただけると嬉しいです。
アロマセラピーでは基本的に、エッセンシャルオイルとして知られる精油(天然の香り)を用います。
精油は、植物などから抽出された天然のオイルのことで、アロマオイルとは異なります。
アロマオイルは、精油をオリーブオイルなどの植物油で希釈したものです。
そのため、精油とアロマオイルとでは、香りの濃さなども違ってきます。
精油の香りは植物などから直接採れるオイルですので、香りが強いのが特徴。
なので、お部屋で香りを焚くときは、精油1~5滴あたりで十分です。
こういった天然の香りは、心や体に働きかけ、健康促進のサポートをしてくれる存在です。
香りによって、サポートの仕方は異なりますが、心を前向きな気持ちにさせてくれたり、体をリラックスさせてくれます。
例えば、アロマセラピーで使用される香りの中で有名なのは、ラベンダーの香りではないでしょうか?
ラベンダーの精油(香り)は、睡眠作用やリラックス作用が期待できるので、夜寝つけないときなどのサポートに役立ちます。
このように、アロマの香りは、心や体に優しく働きかけます。
ところで皆さんは、アロマセラピーとアロマテラピーの違いはご存じでしょうか?
結論、アロマセラピーとアロマテラピーは同じ意味になります。
(アロマセラピー=アロマテラピー)
詳しくお話すると、
アロマ(テ)ラピーは仏語読み。
アロマ(セ)ラピーは英語読み。
といった感じです。
ちなみに僕自身は、「アロマ(セ)ラピー」という言葉の方が言いやすいのと、「セラピー」という響きが好きなので、アロマセラピーと呼んでいます。
僕が製作している手作りの本「アロマセラピーの精油をわかりやすく」は、アロマ(セ)ラピーです。
それはさておき。
アロマの香りは、体の中にどのように作用をするのか?
次の章で、簡単にお話していきます。
目次
香りは、どのように作用する?
まず、簡潔にまとめると、
- 鼻で香りを感じた場合は、脳に直接働きかけます。
- 肌で香りを感じた場合は、皮膚で吸収され、身体に作用します。
ざっくりお話すると、
香りを鼻に近づけて嗅ぐときは、脳にダイレクトに作用するので、ものの数秒で作用します。
例えば、ラベンダーの精油を直接嗅いだら、
すぐに眠たくなるでしょう。(僕自身も経験済み)
一方、肌にアロマオイルの香りを塗布して使うと、局所にじわっと浸透していきます。
ラベンダーの精油の場合、筋肉の炎症であったり、関節の炎症を和らげるのに役立ちます。
(ラベンダーの詳しいお話は、僕のInstagramの記事を参照にしてください。)
https://www.instagram.com/p/CF9bQZsjUy7/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
このように、脳や体に香りが作用することにより、疲れた心や体を癒してくれます。
では具体的に、香りを使った楽しみ方を紹介していきます。
アロマの香りの楽しみ方を紹介!
主な香りの楽しみ方は、以下の通りです。
- お部屋などに香りを焚く(たく)
- 枕元や机に香りを置く
- 玄関やトイレに香りを置く
- スプレーを衣服や空間に吹きかける
- 香りをお風呂に入れる
- 香りを使ってマッサージする
- さまざまな香りをブレンドする
- 香りのする雑貨を作る など
一般的にアロマ業界で知られている「芳香浴法」や「林浴法」などの専門用語は抜きにして、順に見ていきます。
お部屋などに香りを焚く
お部屋などの室内で香りを焚く場合、ディフューザーを使ったり、アロマポットやアロマライトなどを使います。
ディフューザーは、リビングや6畳~20畳程度の個室で焚くといいです。
一方のアロマポットやアロマライトは、6畳程度の小さな小部屋などで焚くのがいいと言われています。
ちなみに、個人的に使いやすいのは、「アロマライト」です。
アロマポットは火を使う必要があり、ディフューザーは手入れをする必要があるからです。
アロマライトの場合、お皿がべたつく程度で、お皿が熱くなければアルコールで拭けるので手軽に使えると思います。
特に、寝室に焚くと、アロマライトの物によってはオシャレな空間になります。
枕元や机に香りを置く
枕元などの近い距離に香りを置く場合は、アロマストーンに精油を垂らしたり、アロマ石鹸(雑貨のものでもOK)を置いたり、精油をコットンやハンカチに垂らして置いたりして、香りを楽しめます。
これは、個人的にオススメのアロマストーンです↓
プルメリアのストーンなので、フローラル系の精油と相性がいいですね。
枕元に香りがあるだけで、ホッとすると思います。
個人的に思う、枕元に置きたいオススメの香りは、「ラベンダー精油、ヒノキ精油、マンダリン精油」あたりがオススメです。
玄関やトイレに香りを置く
玄関やトイレに香りを置く場合は、リードディフューザーがいいでしょう。
特に、ペパーミントの香りやレモンの香りなど、爽やかでスッキリとした香りがオススメ。
また、レモングラスの香りのような、デオドラント作用のある香りを活用するのもいいです。
リードディフューザーの作り方は、このYouTubeで解説していますので、貼っておきますね。
玄関に香りがあるだけでも、気分が変わるでしょう。
お仕事から帰ってきたときに、ラベンダーの香りや樹木の香りがすれば、ホッと落ち着くかもしれません。
スプレーを衣服や空間に吹きかける
アロマスプレーを衣服などに吹きかけると、まるで香水のように、香りを楽しむことができます。
空間にシュッと振りかけた場合は、その一瞬の香りで心地の良い気分になれます。
ちなみに、アロマスプレーの作り方も、過去のYouTubeを貼っておきますね。
ただし、かんきつ系の精油が入っている場合、衣服にかけるとシミができることがあります。
なるべく、白の服にスプレーを振りかける場合は、特に気をつけて下さい。
また、暑い季節はデオドラント作用のある香りがオススメ。
スプレーを脇まわりに吹きかけると、消臭効果が期待できます。
デオドラント作用のあるアロマ(精油の香り)も、この動画で紹介しています。
香りをお風呂に入れる
お風呂の中に香りを入れる場合は、精油をオリーブオイルなどの植物油に希釈し、アロマオイルにしてから浴槽に入れたり、バスボムやバスソルトに香りを混ぜたり、小さなたらいを用意し、精油を1~3滴ほど入れたりするといいです。
個人的にオススメでコスパがいいのは、「たらいに精油を数滴入れて、香りを楽しむ」です。
精油を入れる専用のたらいを用意し、お湯を張って、そのまま精油を数滴入れるだけ。
手軽にお風呂で香りを楽しめます。
注意点としては、浴槽の中に香りを入れる場合、かんきつ系の精油や樹木系の精油、スパイス系の精油、ゼラニウム精油、イランイラン精油などは、肌への刺激が強いので、必ずオリーブオイルなどの植物油に希釈する必要があります。
香りを使ってマッサージする
精油の香りを使ってマッサージをする場合も、必ずオリーブオイルなどの植物油に希釈し、アロマオイルにする必要があります。
アロマオイルの作り方は、この動画で解説していますのでよかったら見て下さい。
アロマオイルを体に塗ると、マッサージ効果だけでなく、香りも一緒に楽しめるのでオススメ。
僕も、足の筋肉痛がある時は、手作りのアロマオイルを作って、ふくらはぎに塗ったりしています。
さまざまな香りをブレンドする
様々なアロマの精油を組み合わせて香りを楽しむこともできます。
人によっては、同系統の香りをブレンドして楽しむ方もいれば、成分の掛け合わせで香りをチョイスしてブレンドする人も。
あとは、手作り香水も作ることができます。
ちなみに、僕自身が当時、手作り香水で参考にしていた本です。
気になる方は、読んでみて下さい。
香りのする雑貨を作る
香りのする石鹸やアロマストーン、サシェ、ハンドクリームやリップクリームも、手作りで作ることができます。
それぞれの作り方は、この本に詳しく載っています↓
僕もこの本を参考にして、雑貨を作っています。とても読みやすいです。
ちなみに、ハンドクリームの作り方やリップクリームの作り方も、YouTubeで解説しています。
良かったら覗いてみて下さい。
最後に
このように、アロマセラピーの香りを楽しむ方法は、たくさんあります。
僕自身、他にも香りの楽しみ方がないか、日々模索中です。
皆さんと一緒に、「香りの楽しみ方」を見つけられるといいなと思っています。
そして、香りライフを楽しみましょう!
この記事が、香りを楽しむ上での参考になると嬉しいです。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございます。