ソシオニクス診断をやってみた|性格診断
こんにちは!飛こーきといいます。
まず最初に、皆さんは「ソシオニクス診断」をご存じでしょうか?
…と言われても、ピンとこない方も多いと思いますので、
ソシオニクス診断について、簡単に触れていきます。
ソシオニクス診断とは?
「ソシオニクス診断」とは、ユングのタイプ論(MBTI)とフロイトの構造論、ポーランドの精神科医であるケンピンスキーの情報代謝理論の3つの理論を組み合わせて作られたものです。
実際に診断をやってみると、MBTI診断にそっくりだったので、同じようなものかと思いましたが、
実は、診断の着目点や目的が違います。
簡潔にまとめた表が以下の通りです↓
MBTI診断 | ソシオニクス診断 | |
目的 | 主に、個人の発達に着目 | タイプ同士の相性にも着目 |
分類 | 16タイプのみ。 | 16タイプ+4つのサブタイプに分類 |
※4つのサブタイプとは、(ドミナント、クリエイター、ノーマライザー、ハーモナイザー)のことである。
わかりやすく分類すると、上記の表のような感じです。
上記の内容を、それぞれ詳しく説明すると↓
「MBTI診断」とは、性格を16タイプに分類した後、それぞれのタイプがどのように心理的に成長していくべきかを考える診断方法。
「ソシオニクス診断」とは、個人が持つタイプには必ず得意や不得意が存在するとされ、それぞれのタイプが社会において重要であるため、異なるタイプ同士が接することでどんな相互作用が生まれるかに着目する診断方法。
となります。
特に、ソシオニクス診断の場合、「タイプごとに整理し、それぞれがどのような役割分担をしたら社会においてもうまくいくのか?」なども分析できます。
したがって、MBTI診断よりも就職活動や社会現場、恋愛の相性診断に適していると言えます。
それでは実際に、診断を一緒にやっていきましょう。
全部で40問あります。お時間のある時にやってみて下さい↓
https://casual-typology.blogspot.com/2022/03/socionics-test.html
ソシオニクス診断の見方を簡単に解説(自分の結果を例に解説)
皆さんの結果はどうでしたか?
僕は「IEE=ENFP」タイプで、サブタイプは「クリエイター」でした!
…と言われても、ピンと来ないと思うので。
「IEE」タイプは、ざっくりどんな性格なのかをまとめました↓
- 感受性が強く、傷つきやすい
- オーバーワークしがちである
- 人の能力を見抜くのが得意である
- 好奇心旺盛でよく読み、よく考える
- 物怖じせず、独立心が強い傾向である
などが挙げられます。
次に、IEEタイプでサブタイプがクリエイターの場合は、以下の通りです。
- 自分の創造のままに即興で決断する
- 新しいことへの挑戦を求める傾向がある
- 人を褒めるのが好きで相手の気分を良くしたいと思っている
- 誰とでもうまく付き合いたいと思っていて、人脈を広げがち
- 時間配分は下手。自分の自由を妨げるような、ルールや規則を嫌う。
などが挙げられます。
だいぶ、当たっているような気もします。。(笑)
そもそも、MBTI(ENFP)とソシオニクス(IEE)で表記が違うと困惑しますよね?
そこで、僕のタイプである「IEE=ENFPタイプ」を例に挙げて簡単に説明します。
まず、IEEのIはMBTIでいう直感型(N)という意味。
二番目のEは、MBTIでいう感情型(F)という意味。
三番目のEは、外向型の(E)という意味のようです。
このように表記の方法が異なるので、少しややこしいかもしれません。
MBTIの場合は、(外向E/内向I)、(直感N/感覚S)、(感情F/思考T)、(柔軟P/判断J)の順番に表記します。(例:ENFP、INFPなど)
ソシオニクスの場合は、そのタイプ(自分のタイプ)の第一機能+第二機能+(外向E/内向I)という表記で表されます。(例:IEE、IEI)
ややこしいので「そうなんだー。」程度で大丈夫です(笑)
なので、MBTIでは「ENFP」、ソシオニクスでは「IEE」という表記になる。
という認識で大丈夫です。
よって、「ENFP」タイプの場合は、第一機能は外向的直観(Ne=I)であり、第二機能は内向的感情(Fi=F)、そして、外向型(E)ですので、ソシオニクスでは「IEE」と表記されます。
ちなみに、ソシオニクスタイプ(3文字表記)をMBTIのタイプ論(4文字表記)と照らし合わせたものが、こちらの画像です↓
赤文字や青文字で記載した数字は、当てはまる可能性がどのくらい高いか(低いか)を「-20~20」の数値で表しています。
ですので、マイナス(青文字)で表記しているタイプは、自分とはかけ離れたタイプだと考えて大丈夫です。
僕の場合はMBTIタイプでいうと、ISTJタイプとはかけ離れています。
逆に、赤で記載されているタイプが自分に近いものです。
このデータをじっくり見ていると、自分がどの性質を多く持ち、反対にどの性質が遠いのかが、数値で分かるので面白いですよね?
ちなみに、この棒グラフの写真がもとの図です↓
よって、僕のメインの性質は「ENFP」だと分かりました。
その次に「ENTP」タイプと「INTJ」の数値が高い結果となりました。
ちなみに、下の棒グラフの図(内向/外向)の解説については、こちらの記事でわかりやすく解説しているので、参考までにどうぞ↓
https://casual-typology.blogspot.com/2023/09/socionics-typing.html
ソシオニクス診断をやってみた感想
当ブログを書いている中の人は、ADHD(注意欠陥多動性障がい)を持っています。
この、ADHDの人に多いMBTIタイプの中に、ENFPタイプが該当します。
さらに、過去の自分は目が合わなかったり、一人遊びが多かったことから、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー)もあったのではと思っています。
この、ASDの人に多いMBTIタイプの1つに、INTJタイプが該当します。
よって、自分はADHDとASDを併発しているのではないか?と、僕なりに考察しました。
はっきりとは断言できませんが、
なぜ、写真のような結果になったのか?
を、自分なりに考えました。
そのほかにも、自分は合理的なのか?それとも非合理的なのか?であったり、結果重視なのか?それとも、過程重視なのか?まで分析してくれているので、非常に面白い診断だなと感じました。
最後に
性格診断はあくまで、「自分を知るためのツール」です。
なので、全部が全部当たることはないですし、断定はできません。
自分自身のことを客観的に知る1つのツールとして、ソシオニクスも楽しんでみるといのではないかなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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