パニック障がいの克服方法とは!?|体験談
こんにちは、飛こーきといいます。
今回は「パニック障がいをどうやって克服していくのか」をテーマに、僕自身の実体験も踏まえてお話していきたいと思います。
まず、パニック障がいを克服できるのか?
結論、「克服できる可能性がある」が正解です。
僕自身はパニック障がい当事者で、一度完治して断薬したのですが、再発して治療中。
現在、徐々に克服しています。
では、どんなことをきっかけに、パニック障がいを患(わずら)ってしまったのか?
お話したいと思います。
目次
パニック障がいを起こしたきっかけ
僕がパニック障がいを起こしたきっかけは「2つ」あります。
1つ目は、受験勉強による過度なストレス。
2つ目は、仕事もしているのにSNS活動を頑張り過ぎたことによる不調。
それぞれ、簡単に説明していきます。
1.受験勉強の過度なストレス
国家試験の勉強期間中のこと。
ほぼ寝る時間を削って、受験勉強に打ち込んでいました。
試験に受かるかどうかわからないので、常に不安やプレッシャーがありました。
また、落ちたときのリスクまで気にしていたので、なおさらでした。
リスクが頭をよぎると、毎日ほぼ寝ず、無我夢中で勉強していました。
そのプレッシャー(ストレス)が限界に達し、突発的に「パニック発作」という形で体調不良を引き起こしました。
2.本業とSNS活動の両立
2つ目は、本業とSNSを本気で頑張っていたこと。
本業とSNS活動・本業と副業をやっている人は、少なからずいると思いますが、僕自身もその一人です。
今も本業と副業の両立を続けていますが、当時はYouTubeの編集を長時間していたり、インスタ記事をほぼ毎日更新したり、アロマ本制作行っていたり、とにかく「副業」をあれこれやりすぎていました。
それにもかかわらず、本業でも仕事を覚えるのに必死で、薬剤師の上司から軽いパワハラを受けていたこともあり、つらい時期がありました。
あれもこれもが重なって、ついに体調に異変が出ました。
また、体調を崩す前の時期に、嫌なニュースも見てしまいました。
とにかく、色んな要因が重なったという感じですね。。。
そのとき、極度な不安感におそわれたことを覚えています。
結論、僕がパニック発作を起こしてしまった共通点は「頑張りすぎ」と「大きな不安感」でした。
「頑張りすぎ」は良くないという話
人間、適度に頑張ることは大切です。
しかし、過度に頑張るかつ闇雲に頑張ることは、体に良くないことだと気づきました。
また、当時の僕はというと、力の抜き方が良く分からず、ただ闇雲に頑張っていたので、自分の限界に気づきませんでした。
また、不快なニュースなどにも敏感なので、そのダメージも大きかったのでしょう。
そこで初めて、自分自身が繊細なことにも気づきました。
要は、自分の性格もよく理解できていなかったのです。
特に、2回目の大きなパニック発作を起こしてから、自分を見つめ直す機会を得ることができました。
自分の性格の特徴を知ったり。
本当は「何が好きで何が嫌なのか?」
無理をしていたのはどんなことだったのか?
さまざまな視点で考え、自己分析に励みました。
その中で、パニック障がいを克服するための方法を見つけたので、紹介していきたいと思います。
パニック障がいの具体的な克服方法は?
パニック障がいの克服方法は、以下の通りです。
- 睡眠をとる
- 無理はしないこと
- 不安をあおるような情報を見ないこと
- ストレスの原因を知ること
- 自分の性格を認める
- 外に出ること(適度に日に浴びること)
- カフェインなどの刺激物は多くとらない
- 治療と向き合うこと
順に解説していきます。
睡眠をとる
自分に合った適正な睡眠睡眠をとることは、パニック障がい克服の近道です。
適正な睡眠時間は人によって様々ですが、一般的には7時間~8時間くらいの睡眠時間がいいと言われています。
パニック障がい自体は原因不明ですが、どの精神疾患も脳を休ませることが大切だと言われています。
質のいい睡眠をとるためには、枕を自分の肩の高さに合わせたものに変えたり、温度管理を徹底しましょう。
無理はしないこと
パニック障がいを克服する上で、無理をしないことも大切です。
パニック障がいの発症は、大抵の場合「頑張りすぎ」が引き金になっています。
しかし、無理をしないようにするというのは、頑張り屋さんにとっては難しいことだったりします。
ですので、頑張りすぎている自分になるべく気づけるように意識し、休憩を設けると良いかもしれません。
「ほっと一息」が大切です。
不安をあおる情報は見ない
コロナ時代になってから、不安をあおるようなニュースが多くなりましたよね?
さらに、SNSが普及してから、良かれ悪かれ色んな情報に触れることができるようになりました。
その分、ネガティブなニュースも目に飛び込んできます。
特に、ネガティブな情報に敏感な方は、極力テレビなどを見ないことをオススメします。
僕自身も、ネガティブなニュースなどの影響を受けやすいので、ネットニュースやテレビは見ていません。
ストレスの原因を知る
自分がどんなことにストレスを感じているのか?
客観的に分析してみるのもいいかもしれません。
例えば、
「人混みの中にいるとストレスを感じやすい」とか。
「自分の限界を知らずに頑張りすぎてしまう」とか。
どんなことに対してストレスを感じているのかを、今一度、振り返ってみるのもいいでしょう。
自分の性格を認める
自分自身の性格を見つめなおすことも大事です。
とはいえ、もとの性格(先天的)は変えられません。
しかし、見つめなおすべき性格は、環境によって作られた後天的な性格です。
僕であれば、負けず嫌いな性格はもともとなかったのですが、スポーツに打ち込むにつれて、負けず嫌いになりました。
うまくいかなかったら腹が立ったり、悔しい気持ちになって、自分自身にストイックになっていた時代がありました。
このように、自分自身に負荷をかけ続けると、どこかでガタが来ます。
それが、僕の場合「パニック障がい」という形で来ただけ。
それから、「負けず嫌い」という偽りの性格は、崩していきました。
なので、もし後天的に身につけた性格が、自分にとって苦しいものであれば、ときほどいていく必要があります。
ときほどいていく過程において大事なのは、幼少期の自分の性格を思い出すことです。
外に出ること
パニック障がいの人は、外に出て日に浴びることが大切です。
特に、散歩やジョギングなどの有酸素運動がいいです。
もしくは、50mダッシュするのもあり。
とにかく、脳の中のゴミを外に出してあげることが大切なので、自分のできる範囲の好きな運動をやってください。
また、日に浴びるメリットは、脳内の幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」を増やします。
セロトニンが増えると、気分が良くなり、ストレスの緩和や不眠にもいいと言われています。
セロトニンは、たんぱく質(肉・豆腐・魚など)に含まれるトリプトファンというアミノ酸から採れます。
僕、個人的にオススメは、豆腐を食べてから歩くことです。
豆腐生活を約1年以上続けて、だいぶ健康になっているような実感があります。
豆腐生活を、ぜひ試してみて下さい。
カフェインなど刺激物は多くとらない
カフェインや唐辛子などのとり過ぎは避けましょう。
これらは、交感神経(車でいうアクセル)の働きを促進させてしまいます。
パニック障がいの症状が起きているときは、交感神経が過剰反応していることが考えられますので、コーヒーであれば「デカフェ」や「ノンカフェイン」のものにするとか。
また、辛い物を食べる時は、控えめに摂取すると良いかと思います。
ちなみに、僕が愛用しているノンカフェインコーヒーです。
自分はドリップして飲んでいますが、カフェインがまったく入っていないので、夜でも飲めます。
香りも良くて、美味しいですよ♪↓
治療に向き合うこと
何より大切なのは、主治医の先生に相談することです。
何か、自分の体調に異変があったら、我慢せずに病院に行くこと。
パニック障がいは、気の持ちようとかいう問題ではありませんので、すぐに病院に受診することが大切です。
以上が、パニック障がいを克服する方法でした。
どれも、わりと簡単に実践できることだと思います。
まとめ
パニック障がいは「頑張りすぎの病気」です。
特に、過去の日本は「ガンバレ精神の文化」ですので、頑張らなくても良いことを受け入れるのには時間がかかると思います。
ですので、気長にパニック障がいと付き合っていくことが大事です。
とにかく焦らず、無理をしないことが大事です。
休むときはしっかり休んで、自分の好きなことをして、楽しく過ごしていきましょう。
これが、パニック障がい当事者の僕自身からのメッセージです。
最後まで、見ていただきありがとうございます!
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