こんにちは、飛こーきと言います。
今回は「パニック障がいは治る!?」をテーマに、体験談ベースでお話していきます。
僕は、数年前に「パニック障がい」を発症してから、約1年半の間、治療を受けていました。
約1年半立ってからパニック障がいの不調から解放され、薬を服用しない時期が3年間続きました。
しかし、新たに再発しました…。
それから今では、薬とうまく向き合い、生活や性格面なども改めた結果、発作などにも悩まされず過ごしています。
とはいえ、一度良くなっても再発する可能性のあるパニック障がいは、本当に治るのか?
結論、パニック障がいは治る病気というよりかは、「向き合う」ことなら可能です。
では、実際にどのように向き合っていくのか?
その前に。そもそも、「パニック障がい」とはどのような病気なのか?
具体的な症状と原因から見ていきます。
パニック障がいの原因と症状

パニック障害とは、突然前触れもなく、動悸・息苦しさ・めまいなどの症状が出現するパニック発作を繰り返し、「また、あの発作が起きたらどうしよう?」と過度に不安になり、外出などが制限される病気といわれています。
100人中1~2人はかかると言われており、誰しもがかかるおそれのある病気です。
パニック発作の主な症状は以下の通りです。
- 動悸や心拍巣の増加
- 発汗
- 震え(ガタガタと身ぶるい)
- 胸部の不快感
- 息苦しさ
- めまい(ふわふわとした)
- 死ぬのではないかとの恐怖感
- 熱が上がったり下がったりする
- 吐き気やムカムカ
症状は人によりますが、だいたい発作中に、これらの症状が起こると言われています。
しかし、発作は30分~1時間くらいで治まるので、救急車に電話して病院についた頃には、発作が治まっていることの方が多かったです。
ちなみに僕は、これらの症状はすべて起こりました。
発作が起きたときは、死ぬのではないか?と。
すごい不安感に駆られてしまったことを覚えています。
パニック障がいの原因

パニック障がいの原因は「不明」で、未だにはっきりとした原因はわかっていません。
ある一説では、脳内の「不安」に関する神経系の機能に、異常が起きている可能性がわかっています。
性格的な要因は、「不安になりやすい人」や「緊張しやすい人」、「強いこだわり(小心、繊細、気にしすぎなど)を持つ人」、「完璧主義傾向な人や頑張り過ぎる人」は、特になりやすい病気だと言われています。
また、環境、育ち、教育も影響していると言われています。
引き金になる要因としては、「過度のストレス」、「過労」、「睡眠不足」、「風邪」、「高いところ」、「狭いところ」、「人が密集している所」などが挙げられます。
また、家族歴があると、発症のリスクが高まることが知られています。
よって、パニック障がいは気持ちの持ちようとかではなく、遺伝要因であったり、無理のしすぎが原因ではないか?と、考察しています。
パニック発作を誘発させる要因は?
発作を誘発させる要因は以下の通りです。
- 寝不足
- 不規則な生活
- 疲労が溜まっている
- カフェイン(コーヒーや紅茶、緑茶、大半の栄養ドリンクなど)
- タバコ
- アルコール
- 薬(覚せい剤や交感神経刺激薬など)
- 唐辛子
- 低血糖
- 寒暖差
- 極度の寒さや暑さ
- 雑音
- 電車や飛行機などの狭い空間 など
以上が、パニック発作を誘発する可能性のある主な要因です。
共通するのは、自律神経の極度な乱れや、神経に一定以上の刺激が加わると、パニック発作が起こりやすくなるといった印象ですね。
ただし、パニック障がいの原因や引き金は人それぞれ違うので、上記でまとめたすべての要因で発作が誘発されるとはいいがたいところもあります。
では、僕自身が実際に、パニック障がいをどうやって克服しているのかを、次の項目で書いていきます。
パニック障がいを克服する方法は?

まず、最初に言えることは、パニック障がいは命にかかわるものではないということです。
そして、自分自身を見つめなおすこと、あるいは適切な治療を受ければ向き合える病気です。
では、実際にどのような行動をとり、パニック障がいの克服を試みたのか?
治すために実践していったことを、列挙していきます。
パニック障がいを改善するために取り組んだことは以下の通りです↓
- アロマセラピー
- 筋弛緩療法
- 運動
- 気功
- ヨガ
- ホースセラピー
- ドールセラピー
- 好きな音楽を聴く
- 読書
- 勉強
- カラオケ
- 笑う
- 人と話す(コミュニケーション)
- 人に相談
- グリーンセラピー
- 温泉
- 旅行
- ゲーム
- テレビ
- 景色や植物を見る
- 睡眠
- 頑張らない
- 楽しくないことや嫌なことはしない など
パニック障害を克服するために、無理のない範囲で色んなことを試しました。
その中でも、「効果あり」、「まあまあ効果あり」、「効果なし」で、下記に分類してまとめています。
1.効果あり

- アロマセラピー…特に、ラベンダーやイランイラン、オレンジの香りが自分に合っていた。
- 楽しくないことや嫌なことはしない
- 頑張らない…楽しく物事に取り組むこと。息抜きも入れる。
- ホースセラピー…馬と触れ合うことに幸せ感を感じた。(猫や犬でも大丈夫だと思います)
- 読書…好きな本を読む
- グリーンセラピー(緑を見ること)
- 景色や植物を見る
- 運動(軽いジョギング程度)
考察:共通点は好きなことと思考の改善
これらはすべて、僕の好きなことです♪
※ちなみに、アロマセラピーに関しては、パニック障害や不眠時にオススメの香りをYouTubeにて説明していますので、気になる方は覗いてみて下さい↓
【パニック障害とアロマ】~アロマに興味を持った理由は~
2.まあまあ効果あり

筋弛緩療法、ヨガ、気功、人に相談、ドールセラピー、好きな音楽を聴く、温泉、睡眠。
考察:共通点は静止して行うこと。
3.効果なし
カラオケ、笑う、人と話す(コミュニケーション)、旅行(電車で発作が起きそうになる)、勉強、ゲーム、テレビ。
考察:共通点は刺激が強いこと。
あくまで、僕自身の改善方法なので参考程度に見て下さい。
そして、自分なりの改善方法を見つけることができれば一番ベストです。
一番は好きなことを夢中になってすることが、パニック障がいと向き合うのにいいのでは?
と考察しました。
ちなみに、僕自身のパニック障がいの原因は「過度のストレス」だったので、その原因を取り去ることが治療の近道だったんだなと思います。
逆に、発作の引き金となった勉強などは、徐々に克服ができても少し時間がかかるので、焦らずに長い目で見ていくことをオススメします。

最後に
最後になりますが、初めはさまざまな症状に悩まされても、向き合い方次第では「克服できる病気」だと思っています。
なるべく、自分のつらいと思う環境にいることは避け、自分の考え方をゆっくり見直したり、適切な治療を受けながら、自分が好きなことや楽しめることを行ってみるのも良いかと思います。
人によって、パニック障がいを引き起こすきっかけは違いますので、この記事などを参考にしながら、焦らずに少しずつ実践できることから、行っていくのがいいのかもしれません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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