ローズウッド精油に期待される効果とスピリチュアルとは!?
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。
当ブログは、アロマセラピーの化学とスピリチュアルの両観点での記事を執筆しています。
今回は、「ローズウッド」の精油(香り)についてお話していきます。
目次
ローズウッド精油の話
ローズウッドは、南米アマゾン川流域に生息する樹木で、家具を作る木材として利用されていたりします。
ローズウッドの香りは、木部から精油が採れ、バラの香りに樹木の温かい香りが混ざった優しい香りがします。
では実際に、ローズウッドにはどのようなスピリチュアル的な意味があるのか?見ていきます。
ローズウッドのスピリチュアルな意味とは?
ローズウッドの香りのスピリチュアル的な意味は、以下の通りです。
- 人に優しくなれる
- 愛情を持てるようになる
- 心に余裕を与えてくれる
- 心を開いて相手に共感できる
順に解説していきます。
人に優しくなれる
ローズウッドの香りは、ハートのチャクラである「第4チャクラ」に働きかけ、心の中に眠っている愛を呼び起こしてくれます。
それによって、人に対して愛情をもって接することができるでしょう。
愛情を持てるようになる
人に対して批判的な気持ちになったり、冷たく接してしまうような時に、ローズウッドの香りを嗅ぐと良いです。
人に対して深い愛情を持つことができるでしょう。
心に余裕を与えてくれる
ローズウッドの香りが癒しをもたらしてくれるため、心にゆとりができ、リラックスできるようになるでしょう。
また、瞑想時に適した香りとも言われています。
心を開いて相手に共感できる
ローズウッドの香りは、ハートのチャクラとも呼ばれる「第4チャクラ」を活性化してくれるので、自分の心を開く勇気を与えてくれます。
スピリチュアルの化学的根拠に関してのブログも執筆していますので、合わせて読んでみてください↓
ローズウッドとチャクラのお話
ちなみに、ローズウッドの香りは「心臓」や「肺」あたりに存在する「第4チャクラを開く香り」だと言われています。
そのため、共感力がアップしたり、相手に対して心を開き、愛情を注ぐことができるようになります。
逆に、第4チャクラが不足すると、対人関係の問題が生じたり、孤独感にさいなまれたりします。
ローズウッドの成分と期待される効果とは?
ローズウッドに期待される主な効果は、以下の通りです。
- リラックス作用
- 抗不安作用
- 抗炎症作用
- 高い抗菌作用
- 肌の細胞活性化
順に解説していきます。
リラックス作用
ローズウッド精油に含まれている「リナロール」という成分は、リラックス作用が期待できます。
ですので、気持ちを落ち着かせたい時や、心身ともに休ませたい時などにアロマオイルとして塗ってあげると良いでしょう。
抗不安作用
また、リナロールには不安感を和らげる作用も期待できます。
メンタル面の不調に寄り添って、サポートしてくれる香りです。
抗炎症作用
ローズウッド精油は、炎症を和らげる働きが期待できます。
ですので、筋肉痛や腰痛、肩こりなどの炎症を和らげたり、緊張を和らげたりします
高い抗菌作用
ローズウッド精油には、約80%くらいのリナロールを含んでいるので、強い抗菌、真菌作用が期待できます。
また、ごく微量に1.8シネオールも含んでいますので、免疫力を高めてくれる点でもいいでしょう。
その他にも、ローズウッド精油は「真菌」に対する効果が期待できるので、水虫菌にも良いとされます。
たらいに水を張って、10mlのキャリアオイルにローズウッド精油を3滴ほど加えて、足湯などに入れると良いでしょう。(ホホバオイルなどのキャリアオイルに希釈する)
肌の細胞活性化
皮膚トラブル全般に良い香りだと言われています。
例えば、敏感肌の方や、老化肌・脂性肌を持つ方ですね。
お肌の細胞を活性化するので、若返りの効果が期待できます。
ローズウッド精油を使ったオススメアロマレシピ
ローズウッドの香りは、フローラル系や樹脂系、オリエンタル系の香りとの相性が良いと言われています。
オススメブレンドは、以下の通りです。
呼吸を整える
ローズウッド+フランキンセンス+ラベンダー
ローズウッドの香りやフランキンセンスの香りは、呼吸を落ち着かせます。
そこに鎮静作用を持つラベンダーを加えることで、よりリラックスできるでしょう。
アロマディフューザーに各精油を数滴垂らし、お部屋に焚いてみて下さい。
肌のトラブル全般に
ローズウッド+ゼラニウム+ラベンダー
これら3種類の精油は、さまざまな肌のトラブル(熟年肌、脂性肌など)に使用できます。
また、抗菌作用も期待できるので、ニキビのあるところに塗ってあげても良いです。
その際は、必ず基材に精油を薄めて使いましょう↓
ローズウッド精油を使う上での注意点
ローズウッド精油の香りの注意点は、以下の通りです。
- 皮膚への感作性に気をつけること
- 眠気に注意する
順に解説していきます。
皮膚への感作性に気をつけること
ローズウッド精油の主な成分である「リナロール」は、皮膚感作性(アレルギー反応)を持つので、合わない方は使用を避けて下さい。
眠気に注意する
多少、眠気を生じるので、ローズウッド精油使用後の運転などは気をつけて下さい。
最後に「ローズウッドの小ネタ」
ローズウッドに含まれる成分である「リナロール」は、交感神経を活性化する「d体」とリラックス作用(鎮静作用)を持つ「l体」の2つが存在します。
ですので、ラベンダー精油のようなリラックス作用だけでなく、心身ともに活性化してくれる作用も持つので、2パターンの相反する状況で利用できます。
面白いですよね?
最後に、ローズウッド精油について、Instagramにて詳細をまとめていますので、参考までに見てください。
これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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