感情型(F)と論理型(T)の違いとは!?|MBTI
こんにちは、飛こーきといいます。
これから、MBTI診断における「感情型(F)と論理型(T)」の違いについて、お話します。
その前に、MBTIにおける「感情」と「論理」について、例を用いて簡単に説明します。
目次
MBTIにおける「感情」とは?
MBTIにおける感情型の人とは、ある事柄や自分で下した判断が、人に影響を及ぼすのか?を考えるタイプと言われています。
ですので、人に合わせたり場の空気に合わせたり、自分の気分によって判断を変えたりします。
例えば、みんなで東京ディズニーランドに行くのか、大阪USJに行くのかを決める時に、多数決で東京ディズニーランドに遊びに行くことになったとします。
そこで、「他の人は実際どう思っているのか?」
周りの気持ちを考慮し、最終的に東京ディズニーランドにするのかを判断し決めます。
また、感情タイプの場合は「やっぱり大きなジェットコースター乗りたいからUSJがいい!」と、自分の気持ちや気分で決めようとすることがあります。
前の自分はそうだったなあ。。今は金銭面めっちゃ考えます。
MBTIにおける「論理」とは?
一方、MBTIにおける論理型の人は、ある事柄や自分が下した判断が、理屈的に考えて正しいことなのか?それとも間違っている事なのかを分析し、明らかにしようとするタイプだと言われています。
ですので、気分によって自分の判断を変えることはなく、道筋に沿って合理的に判断を下します。
例えば、みんなで東京ディズニーランドに行くのか、大阪のUSJに行くのかを決める時に、多数決で東京ディズニーランドに遊びに行くことになったとします。
そこで、出発場所から目的地までの距離や、金銭的な面などを現実的かつ客観的に考えます。
そして、さまざまな面を総合的にみてジャッジ(判断)します。
表現を変えると、論理型の場合は気分で旅行場所を決めることなく、旅行に行く場所の良し悪し(メリット・デメリット)で判断します。
感情タイプと論理タイプの両者を比較しても、明らかに違いますよね?
皆さんが物事を決断する際は、「最終的に自分の気分で決めたいですか?」それとも、「最終的にメリットの良し悪しで決めたいですか?」
どちらを指向するのが楽なのかで、自分自身が感情タイプなのか、論理タイプなのかが分かります。
では次に、感情型と論理型の大きな特徴を、それぞれ見ていきましょう。
感情型(F)の人の大きな特徴とは?
まず、感情型(F)気質の特徴は、以下の通りです。
- 相手の気持ちを重視
- 人間関係を重視する
- 好き嫌いで判断しがち
- 個人の価値観に基づき判断
- 人の意見に左右されやすい
- 情にもろく、人情味あふれている
- 物事を肯定的にとらえる方である
などが挙げられます。
その中でも、具体的な特徴を3つ解説します。
相手の気持ちを重視し、自分の気持ちも大事にする
感情タイプの人は、相手の気持ちを第一に考えようとします。
こんなことをしたら、相手がどう思うのかな?
もしくは、相手はどう思っているのかな?
どうしたら、喜んでくれるかな?など。
細かい理屈よりも、まず第一に相手のことを考えます。
特に、外向型タイプの強い(ENFPタイプやESFPタイプのような)感情指向の人は、人の幸せを第一に考え、相手にサプライズをすることを好みます。
また、情にもろく、人間味にあふれるタイプでもあります。
真っ先に思い浮かぶ人は「松岡修造さん」や「明石家さんまさん」、「織田裕二さん」あたりでしょう。
楽しいときは素直に笑い、嬉しい時は大きく喜び、悔しい時は泣くなど、感情がはっきりしています。
個人の価値観に基づいて判断する
感情型の人は、個人の価値観に基づいて判断します。
判断した情報や結果が「どのように人に影響及ぼすのか?」を吟味します。
そのため、○○に対して自分はどう感じるか?や、他人はどう感じているのか?という面を考慮します。
例えば、相手からサプライズでプレゼントをするとき、まず自分が○○のプレゼントを受け取ったらどう思うか?
そして、相手は○○のプレゼントを渡したら喜ぶだろうか?と、自分の価値観に沿って相手の気持ちを考えます。
このように、自分の価値観に基づいた検討をしていきます。
物事を肯定的にとらえる
基本的に、物事をありのままに見る傾向があります。
相手が、自分のために思って言った意見に対して、反対せずに肯定的に受け入れます。
僕の場合は論理指向と感情指向が五分五分なので、時には反論したり否定的になります…(笑)
以上が、感情タイプの大きな特徴でした。
論理型(T)の人の大きな違いとは?
次に、論理型(T)気質の特徴は、以下の通りです。
- 平等かつ公正を求める
- 細かい理屈にこだわる
- 損得に基づき判断する
- 物事の仕組みを気にする
- 人の意見に左右されにくい
- メリットとデメリットを考える
- 物事を懐疑的に見る傾向がある
人の意見に左右されにくい
論理型の人は、人の意見や感情に左右されず、判断や意志決定の基準が合理的です。
ですので、物やデータにこだわり分析し、最終的な判断を下します。
ある意味、人の影響を受けにくい(長所)のは、今の流れが早い時代にとても大切なスキルかもしれません。
僕は、影響受けやすい方なので、ある意味羨ましいです。
そのため、影響を受けやすいからこそ、あまり人と深くは接しません。
特に、MBTIタイプの中でも、「TJタイプ」は自分軸がブレにくいともいえます。
※J(判断型):自分の基準やルールに沿って動く。自分軸がある。
メリットとデメリットを考える
論理タイプの人は、物事のメリットとデメリットを見て判断します。
一つの物事に対して、メリットは何なのか?
デメリットは何なのか?と、合理性や理屈も考慮し物事を判断します。
物事の良し悪しでジャッジ(判断)するので、時には相手への配慮に欠けるジャッジ(判断)を下すこともあります。
僕はわりとこれやりがちです…。
何か行動をする上で、自然とメリットとデメリットを考えてますね。
と、、自分の話は置いといて…。
物事を懐疑的に見る傾向がある
基本的に、あらゆる物事を批判的かつ懐疑的に見る傾向があります。
でも、それってホントなの?と、1つの物事に対して疑ったりする傾向があります。
あるものをそのまま受け取らずに疑問を持ち、相手に問いかけます。
そして、相手がその理由をしっかりと説明した上でないと、完全に理解することは困難です。
特に、外向型の論理指向タイプの場合、率直な物言いをしてしまい、感情型の人からは「礼儀知らず」だと受け取られることもあるので注意する必要があります。
感情型と理論型の違いとまとめ
ここまで、感情型と論理型の大きな特徴を説明しました。
感情型と論理型の違いをまとめるとこうなります↓
感情型 | 論理型 | |
なりやすいのは? | 感情的に | 理性的に |
大切にしてる事 | 思いやり | 効率と合理性 |
会話の傾向 | 共感を大切にする | 公正を大切にする |
基本的な態度 | 肯定的である | 批判的である |
グループでは | 協調を大切にする | 白黒はっきりする |
人の意見は? | 基本的に聞く | あまり聞かない |
考え方は? | 主観的である | 客観的である |
判断の仕方は? | 個人の価値観 | メリットとデメリット |
物事を決めるとき | 好き嫌いで決めがち | 損得で決めがち |
最後に
いかがでしたか?
感情を指向する人と、論理を指向する人とでは、大きく違いますよね?
しかしながら、「感情を指向するからといって、必ずしも感情的になりやすいわけではない」ですし、「論理型を指向するから頭が良いというわけでもありません」。
感情を指向している人が論理的に考えることもありますし、逆に論理を指向している人が感情を優先し、判断することもあります。
このように、すべては「癖」であり、感情と論理どちらを先に指向するのか?
そこでタイプが分かれていきます。
あなたは、1つの物事を好きか嫌いかで判断しますか?
それとも、1つの物事に対して公正かつ論理的に判断しますか?
最後まで読んでくださってありがとうございます。