【傾聴力】聞き上手になる方法とは!?「やっぱりそれでいい」を読んで
こんにちは、飛こーきといいます。
当ブログは、「相手の話を楽に聞くコツ」をテーマに書いたブログです。
僕は、大学卒業後から薬剤師として、接客のお仕事をしていく中で、相手の話を聞くことが大の苦手でした。
特に、長話されると疲れやすかったりする方で、相手の話をリラックスした状態で聞く方法を、一生懸命模索していました。
しかし、考えるだけでは一向に上達できませんでした…。
正直、話す方がエネルギー使わないし、楽だな~と…。
その反面、相手の話を聞くのがもともと向いていないんだろうなあ~と。
最近までそう思っていたくらいです。
それからある日のこと。
とある書店に立ち寄った時に「やっぱり、それでいい」という本を見つけました。
立ち止まって本を読んでいたら、目から鱗のような内容ばかりでした。
それから、話を聞く際の意識を変えることで、相手の話をリラックスして聞けるようになりました。
そして、人の話を聞いても疲れにくくなったのです。
ではまず、次章で「相手の話を聞くコツ」からお話します。
目次
相手の話を聞くコツは、ズバリ「何も考えないこと」
相手の話を聞くコツは、頭の中を空っぽにすることが大切です。
相手の話を聞くときは、「雑念を捨て、何も考えないことが大切」だと、本に書いています。
とはいえ、頭の中を空っぽにすると言われても、相手の話を聞く時どうしても色んなことを考えてしまいます。
しかし、当書では「色んなことを考える行為(雑念と表現されている)」が、相手の話をちゃんと聞けない大きな理由だと言っています。
要は、「頭の中の雑念が、相手の話を聞く際の妨げになっている」ということ。
そして、頭の中が雑念だらけになると、相手の話が入ってこない。
これは、僕自身も驚きを隠せませんでした。
ですので、「やっぱり、それでいい」の本は、僕のように人の話を聞くのが苦手な人にとって、とても役に立つ本だと思いました。
そのため、一度読んでみるといいでしょう↓
聞き上手になるための内容が、ゆるいタッチの漫画でストーリー的に描かれていますので、読みやすいかと思います。
とはいえ、相手の話を聞くことが当たり前にできている人は特に気にする必要はないでしょう。
しかし、頭の中でグルグル考えるタイプの人や、話を聞くよりおしゃべりが大好きな人からすると、話を聞くという作業にストレスに感じる方も多いと思います。
僕もその一人でしたし、劇的に変えられるものではありませんので、少しずつ意識を変えてみることから始めましょう。
話を聞くときの姿勢
話を聞くときの姿勢は、聞く相手によって変える必要があります。
これは、僕が接客業を数年やっていて感じたことです。
人によっては、声の小さい方や声がガラガラな人、低音な人の場合、声が聞き取りずらいことがあります。
そんな時は、その人の近くまで寄ってから、話を聞くことをオススメします。
とはいえ、コロナの心配があるかもしれません。
そんな時は、もちろんマスクは必須で、顔を横に向けて話を聞きましょう。
すると、話している相手にも「あー。この人はちゃんと話を聞いてくれているんだな!」と思ってもらえます。
もう一つ例えを出すと、「話が長い人。」
話の長い人は、「そうよね~」や「あいづちを打つ」ことにより、話している相手は「この人自分の話を聞いてくれている」と認識してくれます。
ちなみに、僕は、話が長くなりやすい部類なので、このように聞いてもらえると満足します(笑)
しかし、話を聞く時にあいづちを打ちすぎると、「話を早く切り上げたいんだな」と思われることもあるので気をつけましょう。
僕も相槌を打ちすぎる行為を一時やっていたことがあり、話している相手からすると、この人はそんなに会話をしたくない人なのかな?と思われているように感じました。
ここまで、話を聞く時の姿勢についてお話ししました。
一方で、相手の話を聞く際に、ぜったいにやってはいけないことがあります。
それは、「アドバイスを求めていない人に、アドバイスをしてしまうこと」です。
そのことを、次の章でお話します。
人の話を聞くときはアドバイスしなくてよい
特に、話を共感してほしい場合に、アドバイスをするのはNGです。
※カウンセリングの場合や、お悩み相談の場合は別ですが。
※僕自身も、これやりがちなので、自分にも言えることなのですが、、(笑)。
共感してもらいたいような話を聞く場合は、何も考えずに、ただ「相手の話を聞いてあげること」だけに集中しましょう。
すると、心に余裕が生まれ、適切な言葉が自然に出てくるはずです。
「適切な言葉」と「アドバイス」は、空気を読めているか読めていないかくらいに違います。
逆に、何を返してあげようか?と、アドバイスしようしようと考えたり悩んでいると、気が内側に向いて、相手の話がスムーズに入ってきません。
特に、脳内でいろんなことを考えやすい「内向気質」の方は、矛先も内にいきやすいので、なかなか難しいかもしれません。
無理に意識を外に向ける必要はないので、相手の話をラジオ感覚で聞くと良いでしょう。
先日、話の長いカフェのオーナーと呼ばれている患者さんが、自分の薬局に来てくれました。
僕は、はじめてお会いしたので、どんな人なのか?
興味があってじっくり話を聞いていました。
すると、うわさ通りの話が長い方だったのです。
しかし、お話の内容はと言うともちろん自分のお話もあるのですが、為になる情報ばかりでした。
そんな時に意識をしたことは、「頭の中を空っぽにして話を聞くこと。」
結局、約1時間くらいお話をして帰られたのですが、疲れをまったく感じなかったのです。
もともと僕は、人の話を聞くと疲れやすいタイプで、5分間聞いているだけでも疲労困憊になるほどでした。
しかし、頭の中の「解決しなきゃ」「アドバイスしなきゃ」を捨て、ただただ相手の話を聞くことだけに集中するだけで、まったくといっていいほど疲労を感じなかったのです。
不思議ですよね?
なので、相手の話を聞くときは、「意識的に何も考えない」を心がけましょう。
では最後に、相手の話を聞くことのメリットを説明します。
相手の話を聞くことのメリットとは!?
相手の話を聞くことのメリットは、以下の通りです。
- 知らなかったことを知れる
- 相手がどう思っているのか?理解が深まる
- 話した相手がスッキリする
- 相手が笑顔になる
- 良好な関係を築ける
などがあります。
特に、「話した相手がスッキリする」という部分は、自分自身に置き換えるとわかりやすいと思います。
悩みや愚痴があった時に、相手に聞いてもらえるとスッキリしますよね?
僕は、比較的におしゃべり好きなので、相手に話をきいてもらうとスッキリします。
そしてまた、その人に会いたくなってしまいます。
このように、相手に話を聞いてもらうことで、聞いてもらった相手は安心します。
そして、良好な関係を築くことができます。
ここが、何より相手の話を聞く大きなメリットだと言えるでしょう。
また、知らないことを知れるようになったり、相手が何を考え、どういう価値観で生きているのか?を知るきっかけになります。
すると、相手のことが理解出来て、次に会う時もスムーズにお話ができます。
なので、相手の話を聞くことができれば、これだけいいことがあるのです。
最後に
聞き上手になることで、いろんなメリットがあることは、お分かりいただけたでしょうか?
そして、話を聞く時は「頭の中を空っぽにする」ことの大切さは、ご理解いただけましたでしょうか?
特に、接客業をしている方は、当ブログの内容を意識して接客してみると、
いつもと違う景色が見えるかもしれません。
最後まで、読んでくださってありがとうございました。