【ADHD体験談】ADHDと向き合い付き合っていく方法とは!?
こんにちは!飛こーきといいます。
当ブログを書いている僕も、ADHD当事者です。
この記事を通じて、ADHDと向き合い、人生180度変わってくれたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします♪
ADHDと向き合うために大切なことは?
結論からいいますと、
「ADHDである自分をしっかり認めてあげること」です!
とはいえ、漠然としていてわかりずらいので、具体的にどのように向き合えば良いのか?
自分の過去の経験談を交えてお話ししていきます。
※その前に、ADHDの症状の特徴などを書いた記事もあるので、よく分からない方は参考に読んでみて下さい↓
ADHDの症状の特徴とその対策とは!? | アロマセラピーや心理学、健康の事を学べるブログ (kokihikouki.com)
僕のADHD体験談
僕がADHDだと気づいたのは、「ADHD」という言葉が世の中に浸透してきてからです。
もちろん、大学の授業で、ADHDという言葉を耳にしていましたが、そういう病気もあるのか~くらいしか覚えていませんでした。
しかし、僕自身が24歳の頃に、勉強のストレスからパニック障がいを患ったことがきっかけに、当時通っていた心療内科の先生から「あなたはADHDの可能性があります」と言われました。
「話にまとまりがない」、「人の話を聞けない」など、はっきり言われました。
当時、自分がADHDの可能性があることを、受け入れきれませんでした。
一昔前(2010年代)までは、「20歳過ぎたらもう大人。」という考え方が世の中に浸透していたため、
発達障がいは世間に理解されないどころか、いつまでも子供でいるのは良くない。大人にならなきゃなあ。。と、思っていました。
過去の自分は、20歳を過ぎたら大人になるのが「普通」だと思っていたのです。
しかし、コロナ時代になり、より多様な世の中になりました。
そのため、発達障がいも世の中に広く浸透し、Instagramなどを通じて周りに開示できるようになりました。
また、社会人になってからどんどん視野も広がりました。
当時、1人旅行に行ってた時のこと。
自分自身が「子供心」を持っていることに気づきました。
子供のように無邪気に自転車をかっ飛ばし、無我夢中で写真を撮り、知らない人とお話しをしたり、旅を満喫していました。
まるで、ポケモンの主人公「サトシ」になったかのように。。
この時、「自分らしさ」を感じたのです。
これが僕の本心であり、本来の性格なんだと。
僕は、周りの人から「嘘をつけない性格」や「素直な性格」だと言われていました。
僕自身、嘘をつくのが嫌いですので、小さいころから自分を素直に出していた方だと思います。
しかし、素直に良くも悪くも自分を出し過ぎる部分もあるので、周りから嫌われたり、からかわれた事もありました。
客観的に、友達から言われた言葉も振り返った末、自分自身はADHDだと認められるようになりました。
ADHDで苦労した話
僕がADHDの特性を持っていて、特に苦労したことを「5つ」箇条書きでまとめました。
- 対人コミュニケーション
- 相手の話が理解できない
- しゃべりすぎる
- 我慢や自制を利かすのが困難
- 探し物が多い
特に、対人コミュニケーションは苦労しました。
相手が話している間に、次から次へと自分の話したいことが浮かんだり。
逆に、緊張すると頭真っ白になって、何も言葉が入ってこなかったり浮かばなかったり。
あとは、相手の質問に対して的外れな回答をしてしまったり。
あるいは、相手が話しているのにもかかわらず、思ったことをすぐ口に出してしまったり。
僕の場合は、人とのコミュニケーションにつまずきました。
コミュニケーションは、僕にとっての「永遠の悩みかもしれない…」と思うくらい。
しかし、ある日をきっかけに、お薬を服用するようになってから劇的に変わりました。
まるで、コンタクトを装着して、目の前の視界が見えやすくなったかのように。
なので、仕事で接客業をやってますが、お薬(精神安定剤)のおかげで普通に会話できるようになりました。
それまでの自分は、かなりぎこちなく話していたと思います。
もう一つ、未だに苦労していることは「我慢力」。
ここは、今でも僕が本当に弱い部分だと思っています。
バスや電車、行列に並んで待つことも苦手ですし。
思い立ったら何も考えず、すぐ行動にうつしてしまうので、1歩下がって考えることなんてまずありません。
その分、失敗も多く、たくさんトライ&エラーを繰り返していました。
お金を気にせず、ガンガン行動したくなる欲求を抑えるのに苦労をします。
うーん、旅行行きたいっ!!
(なんとか我慢していますが、、)
このように、コミュニケーション力と我慢力のつまずきへの苦労は特に大きかったです。
ADHDの特性を生かすには?
では、ADHDの特性をどのように生かすといいのか?
お話ししていきます。
ADHDは、注意が散漫になりやすかったり(不注意)、落ち着きなかったり(多動)、おしゃべりがとまらなくなったり(衝動性)といった特徴があります。
すべて悪いことのように感じるかもしれませんが、すべての物事にはいい面と悪い面があります。
ADHDの3つの悪い面を、いい面に変換すると↓
注意力散漫になりやすい…好奇心旺盛で新しいもの好き。
落ち着きがない…エネルギッシュで行動力がある。
おしゃべりが多い…一方的に好きな分野を語る才能。
となります。
そのため、新しい事業を行ったり、未知の分野の開拓を行ったりするのに向いていたり、特定の分野にマニアックだったりします。
自由に働ける環境や、自分の裁量で働ける仕事が、ADHDにとっての「一番の適職」ではないかなとも考えます。
僕自身も、自分の裁量で自由に動くのが好きですので、将来の夢は雑貨屋を開業しようと考えています。
現在は、オンラインショップにて、アロマセラピーの精油をわかりやすくという手作りの本などを販売しています。
https://matsuokakouki.stores.jp/
そして、好きな分野について熱く語り、誰かに教えられる人になれたらとも思っています。
話は戻りますが、、
ADHDにも度合いがあり、人によって症状や強さはさまざまです。
ある人は衝動性が強く出やすかったり。
ある人は多動性が出やすかったり。
そんなさまざまなタイプによって、自分の持ち味を発揮できることや環境も変わってきます。
ただ、忘れ物が多かったり、モノをなくすことが多くて困っている方。じっとすることが困難など。症状がどうしても気になる方は、病院に受診するのも1つの手だと思います。
僕も、安定剤のおかげで人とのコミュニケーション不一致がどうにか解消されています。
ちなみに僕自身は、おそらく衝動性が一番強いので、しゃべりだすと止まらなかったり、順番に並ぶのが苦手だったり、我慢がなかなかできないのも衝動性があるからなのかなと思っています。
でも、しゃべるのが好きだったり行動力はある方だと思うので、今ではその特性を生かし、インスタライブやYouTubeをしています!
ADHDを持っているからといって、悪い方向に考えず、「自分には何ができるのか?」考えてみるのもいいでしょう。
最後に
とにかく、ADHD一つとっても、人それぞれ自分の持った特性はバラバラです。
皆さんは、不注意・衝動性・多動性の中のどの症状が出やすいのか?
あるいは、掛け合わせることができないかなどを考え、仕事や趣味に、ADHDの気質をフルに生かしてみるのもいいかもしれません。
せっかく天からいただいたADHDという気質。
思う存分生かして下さい!
きっと人生が楽しくなるでしょう♪
最後に、地元北九州の皿倉山登山の動画を貼っておきます。
僕の多動と衝動の度合いが顕著に出ているので、面白いと思いますよ(笑)
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