内向型な性質の生かし方とは!?内向型と向き合うために~経験談~

自分自身が外向型寄りなのか、それとも、内向型寄りなのか?

皆さんは考えたことはありますか?

 

外向型の性質を多く持つ方は、外側に関心が向きやすいとも言われています。

パーティーやクラブ、大衆居酒屋など、社交の場で人が集まるようなところを好み、いろんな雑談をして楽しむのが好きな傾向があります。

また、即断即決で、行動も早い特徴もあります。

 

一方の内向型は、内側(自分側)に関心が向きやすいとも言われています。

社交の場のようなにぎやかな場所ではなく、のんびりできる静かなカフェや自然が多くてゆったりできるところなど、「静かな場所」を好み、一人の時間もしくは、多くて2~3人の少人数で楽しみます。

控えめであり、考えるのにも時間がかかるため、マイペースや優柔不断に見られがち。

そして、雑談よりも深い話が好きな傾向にあります。

 

ちなみに、この記事を書いた僕は、どちらかと言えば内向寄りです。

 

そんな性質で特に苦労したのは、「学校生活」と「会社」です。

僕が内向型寄りの人間だと感じたエピソード

僕は、静かな環境であれば、学校でも職場でも気持ちが落ち着いているので、仕事も安心してこなすことができます。

しかし、忙しくなったり、期限付きの仕事を依頼されたり、大勢のコミュニケーションを必要とする場面になった瞬間、なにか息がつまる感覚になります。

 

その状況を楽しめる人もいるようですが、僕は、そのタイプとは程遠くて…。

 

また、何かに集中しているときに、誰かに話しかけられたりすると、臨機応変に対応しきれず、緊張したり言葉が出なかった経験も何度もあります。

さらに、騒がしいような場所にいる時は、「静かなところに移動したいな…」と感じることも多かったです。

大学の関係で、都会の町で一人暮らししていても、周りの雑音を気にしていて、田舎や海の近くの静かな環境にあこがれていました。

 

そんな僕は、あるYouTuberの動画を見たとき、「外向型」と「内向型」の二つの性質を持つ人がいることを知りました。

 

それから僕は、内向型の性質があることを知ってから、内向型についてネットで調べ、いろんな記事を読んだり、性格診断をしていく中で、堤ゆかり(井上ゆかり)さんの著書「もう内向型は組織で働かなくていい」や、マーティレイニーさんの「内向型を強みにする」を読んだときに、とてもしっくりきました。

この2つの本を読んだ後に、自分はこのままでいいんだ!と感じたと同時に、安心しました。

内向型という性質を知るまでは、人脈を増やし、いろんな人と出会い、雑談を交わしたり、気の利いたコミュニケーションができて当たり前だと教えられてきたため、人とのコミュニケーションを頑張っていた時期がありました。

 

でも、今では内向型の傾向の強い自分でも、「なにか世の中にできることはないか?」を考えるようになりました。

そして、自分のできる範囲のことで、人となるべく接さないにはどうしたら良いか?考え、一人で発信活動をすることに力を入れることができました。

(詳しくはInstagramアカウントの「飛こーきの世界」で内向型について深くお話ししていますので、貼っておきますね♪ https://www.instagram.com/p/CTgDbDnBXkR/?utm₋medium=copy₋link )

 

僕は、内向型の性質とともに内気な性格でもありましたが、ある書籍を読んで、内向型と内気な性格は違うということを知りました。

では、「内向型」と「内気」はどう違うのかを見ていきます。

内気と内向型の違いとは?

内向型と内気の性格は同じでは? と思う方もいらっしゃいますが、「内気な性格」と「内向型の性質」は同じ意味ではありません

内気とは、気が弱く、消極的な人をいいます。

他人からどう思われるかを気にしやすい人もそれにあたります。

一方の内向型は、外部からの刺激に強く反応しやすい人のことを指します。

ですので、内向型の人は必ずしも初対面の人と話すのが苦手なわけではなく、他人にどう思われるかを気にしない人もいます。

僕はもともと、内気の内向型で、人にどう思われるかを気にしていた時期もありました。

ですが、こうやって発信活動を続けていくうちに恥ずかしさはなくなり、人のことが気にならなくなりました。

なので、内気な性格の場合は、自分の意識次第で変えることができます

 

しかし、内向型の性質の場合、自分の生まれ持っての脳の性質なので、後天的に外向性を身に着けることができますが、もともとの性質は変えることができません。

では具体的に、外向型と内向型の脳の性質の違いは何か?を見ていきます。

外向型と内向型の人の脳の違いとは?

外向型の人と、内向型の人は、生まれつきの脳の仕組みが違います

 

外向型の人は、ドパミンという物質の感受性が低いと言われています。

ドパミンの感度が小さいとなかなか快楽を得られないため、より多くのドパミンを出すために沢山の刺激を必要とします。

そのため、大人数が集まるような飲み会や、合コン、クラブ、パーティーなどで人と積極的にコミュニケーションをとることを楽しむ傾向があります。

 

一方の内向型は、ドパミンの感受性が高いと言われています。

そのため、大人数が集まるパーティーのような場所など、大きな音が発生するところや刺激の強いものは、苦手な方が多いと言われています。

その代わりに内向型の人は、アセチルコリンという物質を多く分泌させます。

アセチルコリンは、記憶力や学習に関わる物質で、物事を考えたりするときに分泌します。

内向型の人は、その時が一番楽しいと感じます。

 

外向型の人から見る内向型な人とは?

外向型の人は、人とコミュニケーションをとることに慣れています。

そのため、物静かであり必要な時しか話さないような内向型の人に対しては、不信感を抱きがちです。

内向型の人がためらいがちに話をすると、それを聞いている外向型の人はイライラし、「何を隠そうとしているんだ?もったいぶってないで全部話してよ!」と思うそうです。

 

心を開いた相手とは自然に話ができるのも、内向型の性質を持つ人の特徴だと言われています。

 

しかし、内向型の人の場合、広く浅い幅広い話よりも深い話を好みます

このように、内向型の人は雑談が苦手な傾向があり、必要なことや自分の興味のある好きなこと以外、あまり話さない傾向にあります。

また、内向型は意識が内側(自分側)に向きやすい性質から、外向型の人から見ると「人に興味がない」「ナルシスト」「単独主義者」のようにうつるそうです。

僕も、学校の体育でバスケをやったときに、「チームでちゃんと動けよ!」と注意されることは何度もありました。

内向型の性質に気づく前は、チームで連携して動くことがとても苦痛でした。

それでも、合わせていかなければならず、しぶしぶ我慢し、チームプレーをやっていた記憶があります。

 

それから月日がたち、自分が内向型の性質を持っていることに気づいてから、自分の向いている「一人でできる趣味」か、「気の知れた少人数でできる仕事や趣味をしよう」と思うことができました。

このように、内向型の人は自分の気質に気づかない場合が多いのです。

 

このブログを読んでいる方は、圧倒的に内向型の人が多いと思うので、次に、僕が実践している「内向型の性質を生かす方法」をお話ししていきます。

内向型の性格を生かす方法

僕自身が内向型だとわかってから、どんなことに取り組んでいるのかについて、お話ししていきます。

内向型の人は、中身の濃い話や深いマニアックな話を好む部分もあり、専門家や研究職に向いていると言えます。

その面を生かして、自分の好きなアロマセラピーをInstagramで発信し始めたことがきっかけで、今ではYouTubeやブログで発信活動をしています。

  

また、自分自身、口頭で物事を説明するのが苦手な分、ブログやInstagramなどのSNSを使って、落ち着いた環境でゆっくり文章を考えてから発信していく方が好きなので、今やっている活動は、心の底から楽しめています。

 

ただ、時には外向型の性質が必要な時もあります。

僕は今後、アロマ雑貨屋の開業を予定にしているため、どうしてもお客様や取引先とのコミュニケーションが必須になっていきます。

そこで、じっと内の中だけにこもっても、なにも始まりません。

なので、外にも意識が向くように、いろんな雑貨屋やカフェに足を運んだりしています。

 

現在は、薬剤師の仕事をしていて、患者さんに接客をする場面が多い中で、初対面の人ともお話しできるようになったので、少しずつ外向性を身に着けられるのではないかなと思います。

僕のように内向型の性質を持った方が、この記事を読み、目標をもって行動するときの後押しになれたらと思っています。

僕が感じる「内向型の人が向いていること」

内向型の方に向いている仕事と趣味などを、経験を踏まえて箇条書きしていきます。

  • 家で黙々と行える仕事(在宅ワークやブログなど)
  • blog、YouTube、ラジオなどでの情報発信
  • X(旧Twitter)やInstagramなど、SNSでのコミュニケーション、発信活動
  • 個人スポーツ(陸上、水泳、サーフィン、スケート、乗馬など)
  • 職人や作家などのモノづくり
  • アーティスト、歌手
  • マッサージ師、美容師
  • 自然いっぱいの場所に出かける
  • アイデアを生み出す仕事
  • カフェでくつろぐ
  • 静かなところで読書 など

特に、内向型の性質を持つ方は、コミュニケーションを必要としない仕事や趣味を好む傾向があります。

そのため、一人で行う「クリエイター」や「モノづくり」、「エンジニア」「事務職」などで力を発揮します。

 

逆に、外向型の性質を持つ方は、人とのコミュニケーションが重要な接客業や、営業職、外資の仕事を好む傾向があります。

チームプレーで達成する仕事でも力を発揮できます。

最後に

最後になりますが、外向型と内向型の性質はバランスよく持つことが大事だとも言われています。

 

生きているとどうしても、外向性が必要な場面も出てきますし、内向性の必要な場面ももちろんあります。

自分の好きな仕事や、掲げている目標があると、両方の性質が必要だったりします。

なので、自分の性質をしっかり理解したうえで、夢や目標を達成するために、どの能力を鍛えていけば良いのかを見極め、外向性と内向性のそれぞれの良いところを使いこなしていけたらいいのではないかなと思います。

その中で、自分の性質(才能)を磨き上げる感じですね。

 

僕も、内向型の性質をベースにし、必要であれば外向性の能力を身に着けるようにしています。

そんな感じでいいんです♪

 

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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