ヒノキ精油に期待される効果とは!?~アロマセラピー~
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきと言います。
当ブログは、ヒノキ精油にはどんな効果が期待できるのか?
そして、どんなときに使うと良いのか?について解決できる記事です。
今回は、「ヒノキ」の精油(香り)についてお話していきます。
目次
ヒノキ精油の話
ヒノキの木は、油分を多く含んでいるため燃えやすいといったことから「火の木」という名前がついたと言われています。
過去に、建材の防虫や防腐剤として使用されていた歴史があります。
そんなヒノキの香りは、もしかすると皆さんも一度は嗅いだことがあるかもしれませんが、ウッディで温かみのある香りがします。
では、実際にヒノキ精油に期待される効果には何があるのか?
次に話します。
ヒノキ精油の成分と期待される効果とは?
ヒノキ精油に期待される主な効果は、以下の通りです。
- リラックス作用
- 抗炎症作用
- 空気の浄化作用
- うっ滞除去作用
- 抗菌作用や防虫作用
順に解説していきます。
リラックス作用
ヒノキ精油に含まれている「αピネン」には、リラックス作用が期待できます。
ですので、気分を落ち着かせたい時や、心身ともに休ませたい時などに良いでしょう。
抗炎症作用
ヒノキ精油に含まれるモノテルペン類の成分には、炎症を和らげる働きも期待できます。
筋肉の痛みや疲労を取りたい時や、関節の痛みなどを和らげてくれるでしょう。
ホホバオイルなどのキャリアオイルに精油を薄めて塗ってあげると良いです。
空気の浄化作用
ヒノキ精油のウッディな香りは空気を浄化してくれます。
うっ滞除去作用
ヒノキ精油に含まれる「αピネン」は、血液や体液の流れを良くする働きが期待できます。
ですので、体液(血液など)の巡りが良くなり、むくみや冷えなどを改善してくれるでしょう。
その際も、ホホバオイルなどのキャリアオイルに精油を薄めてから、局所に塗ってあげると良いでしょう。
抗菌作用と防虫作用
ヒノキの成分である「αカジノール」や「ムロロール」に抗菌作用が期待できます。
また、ハエやゴキブリなどの害虫を寄せ付けない忌避作用も持ち合わせていますので、虫よけスプレーの香りとしても使えます。
詳しくは、こちらの記事を見て下さい↓
ヒノキ精油はどんなときにオススメ?
ヒノキ精油は、冷えやむくみを取りたい時やリラックスしたい時にオススメです。
また、自分のベースを整えたい時にも、ヒノキの香りが良い土台になってくれるでしょう。
ヒノキ精油を使ったオススメアロマレシピ
ヒノキの香りは、スパイス系、柑橘系、樹木系、オリエンタル系の香りとの相性が良いと言われています。
オススメブレンドは、以下の通りです。
リラックスしたい時
ヒノキ+マンダリン+ラベンダー
ヒノキ精油とラベンダー精油は、鎮静作用が期待できます。
そこに、不安感や緊張を和らげてくれるマンダリン精油を加えると、よりリラックスできるでしょう。
もし、マンダリン精油がない場合は、ベルガモット精油かオレンジスイート精油でも大丈夫です。
アロマディフューザーに各精油を数滴垂らし、お部屋に焚いてみて下さい。
防虫作用を期待して
ヒノキ+レモングラス+ペパーミント
これら3種類の精油は、虫に対する忌避作用が期待できるので、虫を寄せ付けたくないところにスプレーをシュシュッと振りかけたりリードディフューザーを置いておくと良いでしょう。
特に、ペパーミント精油はさまざまな虫を寄せ付けません。
ローズウッド精油を使う上での注意点
ローズウッド精油の香りの注意点は、以下の通りです。
- 皮膚への刺激性あり
- 妊娠中は控える
順に解説していきます。
皮膚への刺激性あり
ヒノキ精油には、分子量の少ないモノテルペン類を豊富に含むので、皮膚への刺激性があります。
もし、ヒノキ精油をアロマオイルとして使用する場合、敏感肌の方はなるべく使用を避けましょう。
妊娠中は控える
比較的に、リスクのある精油ではありませんが、妊娠中は使用を控えましょう。
最後に、ヒノキ精油について、YouTubeやInstagramにて詳細をまとめていますので、参考までに見てください。
これからも、記事を楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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