不安や恐怖感にオススメのアロマオイル(精油)5選!|アロマセラピー
こんにちは!アロマ薬剤師飛こーきといいます。
日々の生活を送る中で、不安を感じることはあると思います。
原因はハッキリしているものからハッキリしていない不安までさまざまですが、不安が長期間続くと心身ともに良くありません。
当記事では、そんな不安感や恐怖感にオススメの香り(精油)を、5つ紹介したいと思います。
その前に、タイトルに書いてある「アロマオイル」について厳密な話をすると、キャリアオイル(精油)をホホバオイルなどのキャリアオイルに薄めているオイルのことです。
ですので、「精油」と「アロマオイル」が違うことはご理解いただければと思います。
では、そもそも何故、不安が起こるのか?を話します。
目次
不安が起こるメカニズム
不安は、脳内にある偏桃体というアーモンドのような形をした組織の過剰反応が、主な原因だと言われています。
人間にとって大切な機能であり、不安や恐怖を感じたらいち早く気付き、身を守ってくれる防衛システムです。
生体を守るには必要なんだね!
逆に、この機能が鈍ると不安を感じにくくなります。
では次に、不安や恐怖の原因をいくつか挙げていきます↓
不安の原因とは?
不安の原因は、以下の通りです。
- 環境の変化
- 不安障がい
- 高所による不安
- プレッシャーを感じるとき
- コミュニケーション不安
などが挙げられます。
環境の変化
自分が身を置く環境が変化することで、知らず知らずのうちに不安を感じることでしょう。
例えば、学生であれば進学、社会人であれば就職や異動・転職など。
新しい環境に身を置く時は、不安や緊張を伴います。
不安障がい
不安障がいにはパニック障がいや恐怖症、外傷後ストレス障がい(PTSD)などの精神疾患があります。
不安障がいは誰しもが起こりうる可能性を持っていますので、ストレスを溜めないことが発症を防ぐ上でも大切なのかなと思います。
高所による不安
ジェットコースターやスカイダイビングのように、高いところから降りる時も不安がつきものです。
それだけでなく、飛行機や観覧車などでも同様のことが起きます。
このように、勇気が必要な不安感もあります。
プレッシャーを感じるとき
人は大事なことを任されたり、大会や発表会、プレゼンなどで大きなプレッシャーを感じるような場所でも不安を感じます。
これらの慣れは経験によってカバーすることができますが、やはり緊張するものです。
コミュニケーション不安
もともとコミュニケーションをとることが苦手な人にとって、人と会話することに不安がつきものです。
しかし、慣れれば自然とコミュニケーションとることができます。
それでは、不安や恐怖感にどんなアロマを使えば良いのか?
「5選」形式にまとめています↓
オレンジスイート
オレンジの香りは、太陽のように元気を与えてくれます。
ですので、不安や恐怖で押しつぶされるような時に嗅ぐと良いでしょう。
また、オレンジスイートを嗅ぐだけで不安を和らげるというデータもあります。
オススメ:プレッシャー不安、環境の変化による不安、不安障がい
イランイラン
イランイランの香りは、不安感や抑うつ感や恐怖感にオススメの香りです。
これらの症状に使う場合は、上品な香りを放つ「イランイランエクストラ」が良いでしょう。
気分を高揚させる「酢酸ベンジル」を豊富に含むので、気分を前向きにしてくれます。
オススメ:不安障がい、高所による不安、コミュニケーション不安
ゼラニウム
ゼラニウム精油は、不安で眠れなかったり、落ち着かない時も気分を安定にしてくれるでしょう。
華やかながらも、優しいサボンのような香りが心身ともにリラックスさせてくれます。
オススメ:環境の変化による不安、プレッシャー不安
ベルガモット精油
ベルガモット精油には、「酢酸リナリル」や「リナロール」といった成分に、かんきつ系の主な成分である「リモネン」も含んでいます。
ですので、気分は前向きに明るくなり、抑うつ作用や抗不安作用が期待できます。
不安で眠れないときにオススメの精油ですので、プレッシャーによる不安感などにいいでしょう。
オススメ:不安障がい、環境の変化による不安、プレッシャー不安
ネロリ
ネロリの香りも心を前向きにし、安心感をもたらすと言われています。
主に、「リナロール」を含んでいるので、不安や緊張を和らげてくれます。
また、お腹にくるストレスにも良いので、食欲不振にも良いと言われています。
オススメ:不安障がい、環境の変化による不安、プレッシャー不安
最後に
不安がある時にオススメの香りはご理解いただけたでしょうか?
不安でどうしても1歩出ないときや、不安で眠れないときなどの参考になればと思います。
当ブログがお役に立てると嬉しいです。
最後まで見てくださってありがとうございます。
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